タスマニア

パージ:アナーキーのタスマニアのレビュー・感想・評価

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)
3.0
前作の「パージ」が設定の衝撃と、その設定に巻き込まれたある家族にスポットを当てていく作品ならば
今作は「パージ」という制度の闇、人間の汚さ、貧富の差の問題など少し社会全体にスポットを当てているような作品だった。

そういった意味で登場人物に主役や脇役といった分け方はないような気がして、登場人物全てが主役であり脇役であるという印象を受けた。
前作と比べて勢力が複数存在し、映画としての構図が複雑になっているが、その分見どころも増していて、
前作を見て「パージ」の設定を理解したうえでも十分楽しめる内容だったと思う。
タスマニア

タスマニア