秋田の文化人の方からオススメ頂いたので鑑賞。オリジナルや原作は未見。
文化人さんは、オリジナル版にはなかった食人シーンを描いた本作、もとい塚本監督を褒めていたが、その描写だけでなくとも、極限下において人間はこうも狂い、本能に飲み込まれてしまうのか、というのをまざまざと見せつけられた。
また、海獣シアターならではの"臨場感"と"インディーズ感"も、戦争に嫌悪感を抱かせるのに一翼を担っていたと思う。
あんなに不味そうなイモは初めて見た。
終盤の人体破壊祭りと言い、塚本監督の力の入れようが見て取れるが、亡くなったお父さんの遺産で本作を撮れたとか、文化人さんの前情報があったので、より作品を噛み締めながら見ることができました。