レンタルDVDにて、鑑賞しました。
荒唐無稽の仕掛け満載の作品で、とても面白かったですね。
設定、ストーリー、アクション、どれも、ありえないんだけれど、でも、そう言った、非現実的なところが、スパイ映画の醍醐味だと思います。
中盤、少し、ダレて、眠たくなりましたが、クライマックス、そして、ラストバトルで、盛り返して来たので、大いに、楽しめました♪
教会での怒涛のクライマックスも、確かに、過激では、あるのですが、テンポの良い演出とバックに軽快で、ポップなBGMを流して、ミュージカル仕立てにしたことが、功を制して、それほど、後味も、悪くなくて、サラッと、見れました。
ラストバトルは、もう、様々なタイプのアクションが、盛り込まれていて、多分、インスパイアされたであろう、色々なアクション映画へのリスペクト&オマージュ満載で、とても見応えがありました。
「キック・アス」的なバイオレンスアクションあり、スローモーションを使用した、「マトリックス」的な非現実的なアクションあり、ジョン・ウー監督作品でのチョウ・ユンファよろしくとばかりの「男たちの挽歌」などの香港ノワール的なガンアクションあり、「リべリオン」や「ウルトラ・ヴァイオレット」の様式美に拘った、ガン=カタ的なアクションあり、ドニー・イェンらが、主演の「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」的なぶっ飛んだ劇画的なアクションあり、アクロバット絡めた、香港コミックカンフー映画的な華麗なアクションあり、「トム・ヤム・クン」でのトニー・ジャーを彷彿とさせるような、ブレイクダンス(ウィンドミル)を絡めた、エクストリームアクションありと、もう、ボリーム満点の面白さでした!!!!!
それから、キャスト陣も、それぞれ、個性的で、演技、アクション共に、素晴らしかったと思います。
コリン・ファースのカッコ良いアクションや演技にも、引込まれましたが、若手のタロン・エガートンも、良くて、軽快にパルクールを決めて、魅せてくれたり(出来れば、パルクールにトリッキング(XMA)を動きを絡めて、更に洗練されたものを魅せてほしかったですね。)、演技力、アクション共に、及第点で、ルックスも、最初は、少し、ブラッド・ピットに似ているような気がしたのですが、髪型や衣装を代えてからは、今度は、レオナルド・ディカプリオっぽく、見えて来て(個人的な意見ですが。)、役柄のなりきりぶりも、上手くて、色々な表情&可能性を持った、今後、楽しみな俳優さんですね♪