2016年劇場鑑賞映画31作目。
ド派手なマジックでド派手に騙そうぜ!
前作はCGでマジックをやるという、ある意味反則気味なことをやっていたので、これ楽しいけどタネがなくね?と思って、めちゃくちゃ楽しめたわけではなかった。
しかし今作は前作ありきで、さらに劇場で鑑賞したためか音楽や視覚に訴えかけるマジックのパワーで、ぼくの五感にもマジックが起きてしまいました笑
とにかく出てくるやつ全員ドヤ顔ですごくいい。
ジェシー・アイゼンバーグもウディ・ハレルソンも敵であるダニエル・ラドクリフ(たらーん!)もみんな清々しいまでにドヤ顔である。観てるこっちが気持ちよくなってくる。
なおモーガン・フリーマンはドヤ顔というよりいつものニヤニヤ顏。名付けて全能顏!彼はもう全てを見渡し、理解しているのだ笑
そんなドヤ顔・全能顏にのってこれまたドヤ感の高いBGMが流れるもんだから、ほんとなんか久しぶりにB級感というか映画っぽい映画を楽しんだ感じ。
フィクションを楽しむってこんな感じだなぁと思い出させてくれました笑
冒頭のつかみなんて気持ちイイっすよね!早着替えと催眠とマジック。前作でも思ったが催眠強過ぎなんですけど笑
テレビで催眠にかかる芸能人を見かけるが、やらせじゃねえ?って思っているので余計そう思ってしまう。もはやなんでもあり笑
ハイライトは誰しも興奮するカードマジックを使った強奪。
考える余地を与えずに繰り出される華麗なカードさばきのつるべ打ちで、アドレナリンを絶えず打ち込まれた感じ。
き、き、き、気持ちいいいい!
残念なのはストーリーで、まあなんというか、実は最初から期待してなかったんだけどそんなに面白いというわけではない笑
特にダニエル・ラドクリフがチームをどうやってハメたのかの種明かしがしょぼかったところ。ええ?それみんな気づくでしょ!笑
モーガン・フリーマンがやっぱりモーガン・フリーマンだったというところもアレすぎる笑
やはり全能の力をお持ちなのだ、あの方は笑
後は恐らくバットマン対vsスーパーマンの影響なのだろうが、ジェシー・アイゼンバーグが坊主なのがいただけない。前作がすごいカッコ良い髪型だったので髪も含めてドヤ顔のジェシーが見たかったなぁというところ。
それ以外は普通に楽しめました。何も考えずに楽しめるっていい。気持ちいい!