siorinn汐鈴

ある神父の希望と絶望の7日間のsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

4.0
この作品が劇場未公開なのが本当に惜しい、そう思えて仕方ない。

神父はある日告解と苦しみを与えられる。それからの7日間なのだが、人としてそして聖職者として、いかにあるべきか、そしてどう生きるべきか、を神父自身が苦しみながら問う。
罪深き村人、疎遠だった娘との対話、美しさの中に激しさを持つアイルランドの風景。
海辺の風吹き荒ぶ景観に佇む神父、そして…

重い作品ではありますが、娘役のケリー・ライリーの表情が印象的。
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