さんぴん

ダーティ・グランパのさんぴんのレビュー・感想・評価

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)
4.0

ハイスクール・ミュージカルの
ザック・エフロン
マイ・インターンのロバート・デ・ニーロ

はちゃめちゃなおじいちゃんと
弁護士の孫のバディものロードムービー

R21くらいの方がいいんじゃないのと
思わせる下ネタ、人種差別、ゲイ差別
道徳・倫理の無視などなどとにかく
ゲスいのオンパレード。

最後の最後まで下ネタ。
「外出し」型ソファーね。って
もはやセリフとかでなく日本語として
意味わかんないからね(笑)

イクの!?死ぬの!?うーん、両方かも!
デニーロになんてセリフを言わせるのか。
真っ当な映画ファンが観たら激怒しそうな
くらいのお下劣なセリフ。

妻に先立たれた祖父(デニーロ)と
弁護士になり結婚を控えた
ハンサムな孫(エフロン)が、祖父の
要望通りの2日間の珍道中がメイン。

コメディ作品なんだけれども
テーマ性は案外普遍的なもの。
人生をどうやって生きるのか
本当の幸せとは、夫婦の在り方
というものを描く。
グランパの友達のスティンキー役が
ダニエル・クローバーってのもまた渋い

全く毛色は違うんだけれども
最高の人生の見つけ方とも似てるような
いや、これは最高の人生に対して悪口か

でもスティンキーと会った後のセリフ
死を前にすると生きるのをやめちまう
ってのがまた渋い。好きな感じ。

見る人によっては極端に嫌悪感が
出る映画だけども、デニーロと
ザック・エフロンのおかけでまだ
コメディとしてのバランスは取れてる
主演は別の人だったらほんとに
目も当てれない程の下ネタだし笑

豪華俳優のお下劣コメディとしても
もちろん、バディもののロードムービー
としてもおすすめの1本。
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