『キス・キス・バン・バン』が好きなら絶対にハマる、安心のシェーン印ブラック作品。
推理力はピカイチだが、ダメ男なライアン・ゴズリング、
全てを筋肉とバイオレンスで解決させるラッセル・クロウ、
そして、本作のダークホース、「キュート！」という言葉がピッタリなアンガーリー・ライス。
彼らがいる70年代のハリウッドは、ドラッグ！SEX！ロックンロール！な世界。
住み分けされたキャラクターに、怪しくも豪華絢爛な舞台。これ以上何を望む？てなぐらいに、エンターテイメントのお手本に仕上がっている。
最近のラッセル・クロウは『ザ・マミー』然り、良い意味でヤバくなってる。笑
このまま＂暴れん坊筋肉将軍＂として、むちゃくちゃやってほしい！
マーチ役のライアン・ゴズリングも、イメージにない情けない叫び声や、ビビリ演技を沢山見せてくれるため、『ラ・ラ・ランド』とセットで見ると彼の魅力が倍増するかも。
作品自体、悪く言えば、期待値以上でも以下でもないので、次作に何か望むとしたら、圧倒的な悪の存在がほしい！
マット・ボマーの＂カリスマ風でそうじゃない感＂は良かったけれど。
