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地上の星たちのericaのレビュー・感想・評価

地上の星たち(2007年製作の映画)
5.0
"Every child is special."
本当にこれに尽きる。。

ついにNetflixに登録しました。。笑
記念すべきデビューは本作と決めていました
やばかったです、傑作でした( ; ; )
インド映画は、アーミル・カーンは、いつも本当に大切なことを教えてくれる。
そして毎度泣かされる😭笑

主人公の8歳の男の子イシャーンは、両親と兄と暮らす元気な男の子。
でも普通の子とちょっとだけ違う。
想像力が豊かで空想癖がある。
授業中はいつも上の空。集中力が続かない。
この辺まではADHDの子のお話かな…?と思っていました

授業で先生に当てられても、簡単なことですら答えることができない。
読み書きが上手くできない。何をやっても落第点。
周りからは笑われ、マヌケ扱いされる。
でも、学習面以外はいたって普通で他の子と変わらない、知能的にも特に異常は見られない…

一体なぜ?



※以下、ネタバレ含みます















"ディスレクシア(失読症)"。

恥ずかしながら本作で初めて知りました。
日本では認知度が低いのが現状で、英語圏では人口の約10%が該当するというから驚き。

"文字が踊って見える…"

イシャーンは決してふざけていた訳ではなく、勇気を出して本当のことを言ったのに、、
ヘルプサインもたくさん出していたのに、、

周囲の大人が気付いてあげなければいけなかった。。
無知って本当に怖いと思った、、


そんな中、イシャーンの初めての理解者となる役で登場するのがアーミル・カーン。
丁度半分ぐらい、満を持しての登場でした
登場シーンはアーミル節炸裂!!楽しい歌とダンス
このアーミル演じる美術教師ラム先生との出会いがきっかけで、心を閉ざしてしまっていたイシャーンが変わっていく…
そしてラム先生が働きかけることで、イシャーンの周りの人々も変わっていく…

アーミル・カーンはいつも本当に良い役をやるな〜〜
本当に何回泣かせれば気が済むんだ😭笑
本作は「きっと、うまくいく」以前の作品なのでランチョーのときよりも若いアーミルが見れます

終盤はもうずっと号泣ですね、、
あのラム先生が描いた絵とラストシーンは尊すぎてもうダメだ、、( ; _ ; )

あと個人的に、いつもお寝坊ばっかりしているイシャーンが、"I don't need much sleep"って書いてあるTシャツ着てるのかわいくて地味にツボでした。笑

いや〜〜、インド映画の中でも間違いなく傑作!!!
Netflix様ありがとう、、豊富なインドラインナップ本当嬉しいありがとう、これからもお世話になります🙏
Netflixユーザーの方、インド映画好きな方はぜひ…!
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