皆さま昨年はありがとうございました。
本年もよろしくお願いします🙇♀️
さて昨年はレビューをサボりすぎました。。
今年こそはコンスタントに投稿できるようにしたいです(毎年言ってる)
新年1発目はずっと観たかったこちら。
冷戦下の東ドイツにおける"監視国家"の恐ろしさをある1人の優秀な監視員視点で描いたドラマ。
『僕たちは希望という名の列車に乗った』を鑑賞していたおかげで反体制への取り締まりの厳しさは理解できていたので本作も入り込みやすかった。
主人公の監視員ヴィースラーが、監視対象の劇作家ゲオルクとその恋人クリスタの生活を監視する中で、彼らの自由への思想や崇高な芸術に心を動かされ、自分自身も変わっていく。
この人に情はあるのか…?ってぐらいただ淡々と仕事をこなすヴィースラーの表情に少しずつ変化が見られ、それが行動にも表れていく過程がすごく良くて。
何よりラスト、、、、震えるほど良かった。
"いや、これは私のための本だ。"