Jun55

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのJun55のレビュー・感想・評価

4.5
一作目も好きな作品だったが、共通的に取り上げられているテーマに共感しているので、この映画も高く評価したい。
”自然との共存”をテーマに、今回は、海をテーマにし、家族愛等でストーリー性も豊かになった。

人類も自然の一部にも関わらず、その意識が欠如してくることの危機感。
人類が自然を破壊している行為は、人類が自然の一部であれば、それは自殺行為でしかなく、そして自然は人類が破壊しつくせるものでは決してない。
古今東西、畏怖を以って接するべきであることを学んでいるはず。
(日本の神道もこれに近い感覚にあり、日本人には共感できる素地があるのでは)

架空のストーリーの中にも、映像美と特殊技術により、観客は現実との交差を感じていく。身近に起こっていることが、結果として何をもたらすのか、それを疑似体験しているようだ。

‘The way of water has no beginning and no end.
Our hearts beat in the womb of the world.
Water connects all things, life to death, darkness to light.
The sea gives and the sea takes.’

IMAX 3Dで鑑賞、やっぱりこれに限る。
Jun55

Jun55