インド人とインド映画の話をすると、何人かのインド人から「War」観たか？と聞かれるので、ずっと気になっていた映画。
基本、アクション系は敬遠気味なのだが、この映画は、そのようなことも鑑賞。
また監督はSiddharth Anandで、Pathaan、Bang Bang!鑑賞済で、エンターテイメントとして楽しむことができた。
今話題の「Fighter」もあり、現在、ヒンディー映画界の最大のヒットメイカーといっても過言でないのかもしれない。
期待以上に面白かった。
Pathaan、Bang Bang!よりも点数は高い。
敬遠気味の「ナショナリズム系」はあるのだが、社会正義、勧善懲悪の側面が大きいし、家族愛（特に母と子）には泣かされる。
ストーリーも細かいところで工夫があり（右目等）、最後の最後まで展開が読めないところ（想定外の展開）もいい。
（インド映画の長さを忘れさせる）
自分でも意外だがTiger Shroffの映画は初めて。
Hrithik Roshanとの子弟コンビがとてもフィットしている。
もちろん、俳優としての役づくりの巧さによるものだと思うのだが。
Siddharth Anand監督の十八番ではないと思うのだが（大型インド映画の特徴の一つ？）、世界各地を舞台にしているところも魅力。
イタリアはアマルフィか？
ロマンスはイタリアで最後の決闘シーンは北欧と、そのシーンにあった場所選びも巧いのだろう。
音楽、ダンスシーンもこの主役二人であれば、文句のつけようがない！
