Jun55

Leo(原題)のJun55のネタバレレビュー・内容・結末

Leo(原題)(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

Lokesh Kanagaraj監督とVijayのコンビ2作品目ということで、注目していた作品。
Lokesh監督は「Kaithi」のインパクトが大きく、好きな監督の一人。
(Masterも観たが、Vikramがまだ観れていない、、、)

期待通りのアクションとCinematography。
特に夜の暗いイメージが「Kaithi」を彷彿させる。
ヒマーチャル プラデーシュ州を撮影場所にしたのも効果的だと思う。

Vijayのキャラクターも、これまでにない新鮮味があった。
Vijayが、二役(静と動)、そのキャラクターをしっかりと演じ切っているところが、この映画の魅力。
ファンには堪らないのではないだろうか。

そして音楽も、今や定番となったAnirudh。
彼らしいリズムの「Naa Ready」や、アメリカでもヒットしそうはmelodiousな「Ordinary Person」等々、レベルが高い。

一方、入り込めなところもあり、少し考えてみた。
・今回、Vijay作品の売りでもある社会正義的なところが少なく、主にVijay個人対悪ということでスケールが小さく感じた。
(Vijayファンは良しとするのかもしれないが)

・Sanjay Duttの悪役は最高なのだけれども、どうしてもKGF2のイメージと比べてしまうと、スケールが小さくなってしまう。
Jun55

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