Jun55さんの映画レビュー・感想・評価

Jun55

Jun55

観る映画は、基本、Rotten TomatoesのCertified Fresh。
五段階評価はとても主観的だが、4.0以上は誰にでもお奨めできるもの。
好みのエリアは、ドキュメンタリー、ドキュメンタリー系ドラマ、ピクサー。

映画(98)
ドラマ(0)

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.4

レディガガの演技も素晴らしいけれども、やっぱりこの映画は音楽。
全ての曲がいいし、コンサートの臨場感も楽しめる。
ブラッドリークーパーが歌うカントリーミュージックとガガのラブソングがうまくシンクロして
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

中学一年生?の時に、初めて自分で買ったLPが『世界に捧ぐ』だったと思う。その時に、大人の世界に背伸びをしようとして難しい本を読んだ時の感じ、自分でAbsorbしようとしてもできない歯がゆさを感じたこと>>続きを読む

マジック(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーの展開が後半になり大きく拡がり、繋がってくる。
これは、これまで観た幾つかのインド映画に共通するもの。映画の時間が比較的長いことがプラスに働くとこうなるのだろう。
勧善懲悪と社会問題への鋭い
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銃弾の饗宴 ラームとリーラ(2013年製作の映画)

3.8

美男、美女、ダンス、音楽、アクション、コミカルな部分と、ボリウッドのエンターテイメントを全て備えている映画なのかもしれない。
でも、自分にとっては、もう少し社会的な側面があれば、心に響いたのかもしれな
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ピンク(2016年製作の映画)

4.4

インディアンシネマウイークで鑑賞。
今回はリターンということだけれども、前回も含めて、どの映画も外れがない。
この映画は、インド社会に根強く残る男尊女卑をテーマにしたもので、レイプ未遂事件の加害者が女
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.4

インド人の気質を表す言葉として「ジュガード」がある。
コンセプトとしては理解できるのだが、実社会でどのように実践されているか分かり難い。でも、この映画を観て、成る程!と思った。
ジュガードの六つの原則
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

4.2

死を考えることで、今の人生を見つめなおす。
これはSteve Jobsの、かの有名なスタンドフォード大学卒業式でのスピーチでも触れられていること。
彼はインド、ガンジーから影響を受けているので、彼のこ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

今まで訪れた街で最も魅力的な街と尋ねたれたら間違いなくパリと答える。
この映画は、そんなパリをウディアレンがとても贅沢に描いた映画。
パリを愛する巨匠芸術家が人生、夢、愛を語り、コントラストとして現実
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.1

アジア系でキャストを固めたことで話題になり大ヒットしたハリウッド映画。
ここでの”アジア”は大家族、家族の絆の強さとして描かれ、ニューヨーク出身の主人公、中国系アメリカ人(レイチェル)が個として衝突し
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

裕福で保守的なインド家庭の専業主婦がひょんなことからニューヨークで“自立”していく姿を描く。
舞台になっているニューヨークのキャラクターの引き出し方もうまい。
葛藤の中にあっても芯を貫く女性を演じるシ
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アメリカ(2015年製作の映画)

3.7

インドの片田舎からアメリカに向かった兄を追い求めてアメリカに向かおうとする主人公。
貧困からの脱却(社会問題)、将来の大志・夢、親子愛、兄弟愛とテーマがあるが、最後に何を守っていくのか?

ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015年製作の映画)

3.9

ニューヨーク駐在中にジャクソンハイツにヒマラヤ料理を食べに行ったことを思い出す。
ニューヨークは民族のメルティングポットと言われるが、このジャクソンハイツこそが、それを具現化しているのではないか。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.8

この映画からは、人生における多くのことを学ぶことができる。
特に若い人に観てもらいたいし、親、教育関係者もそうなのだろう。
主人公は過酷な受験戦争を乗り越えてトップ大学に入学するのだが、そこでは更なる
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.4

ストーリー、映像とも壮大なスケールに圧倒される。
(IMAXだったのも良かった)
インド古代王国の話だが、テーマは勧善懲悪、親子愛、郷土愛、リーダーシップ、ジェンダー等盛り沢山。
ストーリーの展開も一
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

2016年にNYに駐在し、それ以降もアメリカの政治から目を離すわけに行かず、一種の不安と怖さを以ってアメリカ現政権を今でも観てきたので、この映画の映像はとても馴染みがあるし、マイケルムーアが訴える民主>>続きを読む

Raazi(原題)(2018年製作の映画)

4.6

インディア・シネマ・ウイークで鑑賞。
複数の映画があるので、どれを観るべきか在日インド人の知人二人に尋ねたところ、二人ともこの映画を推していた。
期待通りの感動深い、素晴らしい映画。
時間が過ぎるのを
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Gunday(2014年製作の映画)

4.5

インディアンシネマウイークにて鑑賞。
インド映画を少しずつ見始めているが、これが典型的なボリウッド映画なのだろう。
アクション・コメディーなのだが、インドにおける貧富、差別問題がベースのテーマにあり、
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.3

勧善懲悪のストーリーとは分かりながらも、惹きこまれてしまう展開、ストーリー、そして映像。さすがピクサー。
女性がストーリーをリードするところや、Mind controlがテーマになるところは、今のアメ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.3

ブレイドランナーもそうだけれども、心に残る、未来を描く映画を観ると、そのメッセージ性を感じた時に、それを今にどう活かすか考えさせられる。

映画としても実写を基本にしているので、その迫力ある映像が素晴
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

一人一人の個性が尊重され、そして他人と異なることを誇りとする。
他人と異なるユニークな個性が集まると、素晴らしい何かが生まれる。
この映画は実話で舞台はNYだけれども、NYもこのような過去の積み重ねを
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ワン・オブ・アス(2017年製作の映画)

3.8

NYブルックリンのユダヤ教超正統派(Hasidic)の社会から俗世界に離脱した3人の姿を描いたドキュメンタリー。
7人の子供と離別することになった母親は”俗世界”の法廷でも勝つことはできない。
3人と
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

4.0

アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。(チリ映画としては初)
トランスジェンダーが主役の作品ということで話題になっている映画だが、本年度「The shape of water」や「Call me by y
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.4

アメリカで社会現象になっている映画で、この映画を観ないと世の中についていけない、という切迫感を抱くほど。
このような切迫感をいままで持ったことがない。
興行成績も飛び抜けているけれども、どうも一度観た
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

80年代後半から90年代初にかけて米国女子フィギャースケート界のトップに君臨したトーニャ・ハーディングの半生を描いた作品。
貧しい家庭に生まれ片親の母から虐待ともいえる非合理なスパルタ教育を受ける。そ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

パディントンは”移民”でよそ者。でも、そんな彼が周りの人の心をつなげてしまう。とんでもない失敗はするかれども、誰からも愛される。
熊ができるのに何故人間が?
何が他人を惹きつけるのか?それがこの映画の
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.0

この映画を単なるアクション映画として捉えるのではなく、実話に基づくドキュメンタリー映画としてアメリカの黒歴史を知るために観るのが良いのだろう。
表のプレイヤーは抹消され、裏にある国家権力を知るに空恐ろ
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

4.0

「The Post」もそうだが、Watergateに関する映画が出てきているのは、今の政治情勢を反映しているのだろう。
大統領によるFBIの中立性侵害という意味では当時と全く同じ状況だ。この映画では当
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.4

歴代政府が行ってきたベトナム戦争の隠蔽をワシンポストがすっぱ抜く実話に基づく映画。ワシントンポストは機密情報(ペンタゴンペーパー)の取り扱いに社運をかける。
メリルストリープが演じるのは当時のワシント
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

きっと3部作なのだろう。この映画が、真ん中にあたる話なので次作の種を撒き過ぎて真意を掴みかねる部分があったのと、真ん中にあたるが故に前後を意識して詰め込み過ぎたのか。
少し散漫的な印象が残った。
映像
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

アカデミー賞3度受賞の男優Daniel Day-Lewisの最新作、且つ彼の最後の作品として注目を集めている映画。
今回、彼は1950年代のロンドンで活躍するファッションデザイナーを演じる。彼は役作り
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.5

ニューヨークの独立非営利団体であるFilm Formで「Annie Hall」の特集があったので観賞。
このユニークな映画館では、時々、ニューヨークを舞台にした古い映画が上映されるのだが、Woody
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

ロンドンにいた時にイタリアが大好きで何度も訪れた。
舞台が北イタリアということで、当時を懐かしむ思いと、やはり贅沢な暮らしというのは、こういうことなのだろう、と感慨に耽る。

映像がとても美しく、男優
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

究極のラブストーリーという形容がぴったりとくる。愛するに必要なものとは?
そして、ハッとする感動的なラストシーンに感涙。

昨今、悪化しているともいえる”差別”に対する批判がメインテーマなのだろう。そ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦当時のイギリス首相チャーチルを描いた映画。
チャーチルが首相になり、英国は対ドイツ・イタリアとの融和政策から対決姿勢に転じるわけだが、政治的には大いなる葛藤があり、世紀の決断が必要になる
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

ピクサーの最新作。
ストーリー性、アニメーション、音楽、全てが素晴らしかった。
ピクサーの素晴らしいところは、普遍性、誰しもが共有できるテーマを使って感動をもたらすこと。そして、舞台設定など常に新しい
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

アメリカ映画は政治を強く反映する程、反応が良くなる。
映画は世相を反映するのだから当然のことなのだろう。
この映画も保守的な中西部にあるミズリー州の田舎町が舞台で治安問題、人種問題等の社会問題がテーマ
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