たけちゃん

12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブのたけちゃんのレビュー・感想・評価

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NYの全ての英雄たちに捧げます( •̀ω•́ )و✧


アミール・バーレフ、チャーリー・ライトニング監督
製作総指揮ポール・マッカートニー 2015年製作
出演ポール・マッカートニー他


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日は記念日ではないんですが、どうしても今日がいいレビューなんですよね(ˆωˆ )フフフ…

2012年10月22日に発生し、10月31日に消滅した大型ハリケーン・サンディ。
ニューヨークを始め、アメリカの東部地方が大きな被害を受け、170名以上の人が亡くなり、ハリケーンが去った後も多数のホームレスが生まれ、食べ物に窮した。

そんな中で被災した人たちを助けようと立ち上がったチャリティライブが「12-12-12」です。
2012年の12月12日に行われました!
ポール・マッカートニーを中心に、いわゆる大物ミュージシャンが無償で集ったんですよね。
場所はマジソン・スクェア・ガーデン。
このライブはアメリカ全土に放送され、そのライブの収益と並行して募金も集められました。その額、なんと5000万ドル(日本円で50億円くらい)。

また、翌2013年にライブ音源が発売された時、僕もこのCDは購入していて、売上で少しでも貢献できればと考えました( ˘ ˘ )ウンウン


東日本大震災の時にも世界中のアーティストが参画したチャリティアルバム「Songs For Japan」があり、やはりそちらも買いました。ジョン・レノンやクイーンの曲が入ってましたね。ちっちゃな貢献ですが、何もしないより、僕個人はすごく良いと思っています。


今回レビューするのは、そのドキュメンタリー映像で、2015年に公開されたものです。地元では上映が無かったので、ソフト化されてから観ましたよ。






さて、映画です。
もう、僕はニヤケが止まらないですね。
次々と僕のロックヒーローが登場するもんで。
知らないミュージシャンはいませんよ( ˘ ˘ )ウンウン
それよりも、このレジェンドたちが、まだ、現役なのがうれしいです\(^o^)/

実は、既発のCDとは収録曲が違うので、映画は全く別な作品になっていました。
CDは2枚組で、映画では使われなかった曲もしっかりと収められているので、ライブ音源として楽しむなら迷うことなくCD盤です。


でも、映画の方は、ハリケーン・サンディの映像から始まり、被災した方のインタビューや、ライブのバックステージ映像など、見所がいっぱいでした。まぁ、興味のない人には、魅力なしですけど……。




さぁ、この後は音ネタ💩ウンチクンです。
好きな人が紹介できたら嬉しいです( ˘ ˘ )ウンウン

オープニングはブルース・スプリングスティーン&ザ・E・ストリートバンドのライブから。
ブルース・スプリングスティーンって、アメリカの良心ですからね。やっぱりトップバッターにピッタリ!
曲は「Land of Hope and Dreams」と「Wrecking Ball」で、この2012年に発表したニューアルバムからの曲でした!希望と夢の土地ってタイトルがサイコー。


うおっ、ロジャー・ウォーターズ。
ク~、渋い!
「ザ・ウォール」だぁ~。
正確には「Another Brick In The Wall」ね。
大好きだからね、ピンク・フロイド。
ロジャー・ウォーターズって、このピンク・フロイドのベース兼ボーカルだった人で、既に脱退しているんですが、この時は3曲全てピンク・フロイドの曲でした!これは上がる( ˘ ˘ )ウンウン
そして、パール・ジャムのエディとコラボする。
曲は「Comfortably Numb」これも「ザ・ウォール」の収録曲でした。エディの声が良くってねぇ。
ちなみに、CDにはもう一曲「Us and Them」が入っていて、この曲名盤「狂気」の曲なもんで、クァ~ってなってました。


ここでアダム・サンドラー登場。
「ハレルヤ」を替え歌にして、熱唱。
これ、すごくよかったなぁ。
だって、俺たちはニューヨーカーだ~\(^o^)/


ボン・ジョヴィは大ヒット曲「Livin' on The Prayer」を熱唱。なのに、これCD未収録。え~😤
代わりにCDには、なかやまきんに君でおなじみ「It's My Life」と「Wanted Dead or Alive」が収められていますよ。これもすごく良かったから、許す(ˆωˆ )フフフ…


次はエリック・クラプトン。
続々レジェンドが来ますね。
カッコいいなぁ。
ミスター・スローハンド!
曲は「Got To Get Better in a Little While」
これはクラプトンがアメリカで結成したバンド、デレク&ドミノスの曲です。
デレク&ドミノスは、あの「いとしのレイラ」で知られるバンドですよ。
また、CDにはもう一曲、クリーム時代の代表曲「Crossroads」も収められていて、これも嬉しい😃


さぁ、大御所の登場、ザ・ローリング・ストーンズです。
「Jumping Jack Flush」
ミック・ジャガーもいいけど、なんと言ってもキースだよね。どうしてあんなにカッコよくギター弾けるのかな?
CDには「You Got Me Rocking」も入ってます。


CDは二枚目に突入。
まずは、アリシア・キーズの「No One」
この曲はものすごく良い曲なんですが、映画では使われていません。
僕個人では、アリシアのNO.1ソングだと思ってます。


来た、ザ・フー\(^o^)/
ボーカルのロジャー・ダルトリーもいいけど、やっぱりピート・タウンゼントがカッコいい。
一緒に腕をグルングルン回したい!
「ワイルド・スピード スーパーコンボ」でネタにされていたオリジナルのドラマー、キース・ムーンは、既に亡くなっているので、現在、サポートをしているのはザ・ビートルズのドラム、リンゴ・スターの息子、ザック・スターキーです。ザックはお父さんじゃなく、キース・ムーンにドラムを習ったんだとか……。
曲は「Baba O'Reilly」と「Love, Reign O'er Me」。名曲ね。
あと、CDには「Who Are You」も入ってます。


ここでカニエ・ウェストが登場。
ちょっとこのメンバーの中では浮いて感じたけど、独特の存在感。2004年のソロデビュー以来、出すアルバム出すアルバム全米一位ですからね。特に、この2012年当時は大人気でしたよ。
曲は「Gold Digger」と「Jesus Walks」。
でも、やっぱり僕と同じように感じたのか、CDにはカニエ・ウェスト未収録\( ゚д゚)/!!


さぁ、終盤です!
ここで来るのが、ピアノマンことビリー・ジョエル。
はぁ、大好きビリー・ジョエル。
高校時代、死ぬほど聴いたわ( ˘ ˘ )ウンウン
歳とっても声は変わらんね。
この「マイアミ2017」は、1981年に出したライブ・アルバム「Songs In The Attic」で初めて聴いたんだけど、もう本当に好きな曲でね。
ここでまた聴けて、嬉しかったなぁ。
CDには「Movin' Out」と「You May Be Right」も入っていて、これもサイコーよ。


そして、コールドプレイのクリス・マーティンがソロで登場。
CDにはコールドプレイの曲の「Viva La Vida」と「Us Against The World」が入っているんですが、映画では使われていません。
映画では、R.E.Mのマイケル・スタイプと歌う「Losing My Religion」が収録。まぁ、これもたまらんけどね~。


最後はポール・マッカートニー。
あの007の主題歌「Live and Let Die」で、巨大な火の中歌うポール。
この曲もCDに未収録で、このライブ映像で観ることが出来て、本当に嬉しかったやつです。
代わりにCDは「Helter Skelter」が入ってます。
ふふふっ、CD欲しくなってきたでしょ?(笑)


フィナーレはアリシア・キーズの「Empire State of Mind」をみんなで歌います。
なんと、大トリがアリシア・キーズとはね。
でも、きっと、この曲のおかげだよね。
こんなにニューヨークを歌い上げる曲はないもんね。
ステージ上にみんなが勢揃い。
なんか、胸があったかくなるね。


そうそう、そのアリシアとポールのやりとりが笑う😆
アリシアがポールの娘の話ばかりするので、ポールは、僕より娘の方が有名だねとつぶやく。僕、ビートルズなのに……って。
子供かよ、ポール(笑)


この映画で1番好きなシーンは、そのアリシア・キーズを中心に、ポールらも集まって、クラップとアカペラ、そして、口で「Empire State of Mind」を練習するシーン。
上手いのもあるけど、さすがプロって感じにすぐ合わせていく様子に痺れました( ˘ ˘ )ウンウン




ほんと、いいものを観ましたよ。
僕は買ったCDを探して引っ張り出してきたので、今、聴きながらレビュー書いてます(^-^)
これはチャリティライブのドキュメンタリー映画なので、レビューはスコアレスで( ̄^ ̄ゞ
今ならアマプラで無料で観られます。