肉鹿

1001グラム ハカリしれない愛のことの肉鹿のレビュー・感想・評価

3.8
ノルウェーの国立計測研究所。計測のエキスパートとして働く女性は、夫との距離感は間違えて離婚協議中。そんな時1000グラムのキログラム原器を運ぶことになったパリで、心が軽くなる出会いに遭遇する。

かわいかった🤤
彼女が乗ってる車からしてかわいい!すごいちっちゃいのにカクカク四角いのが測りやすそうだからいかにも乗ってそうてわらってた。丸っこいと正確な数字求めにくそうだものね。
この車が横転するとこもかわいいので必見!ほんとコトン…ていう擬音がぴったりのコケ方😂横転事故史上もっとも微笑ましい事故にランクインしそうw

でも彼女の変人ぶりを過剰にコミカルにはしてなくて、現実的な変わり者にしてるとこがおしゃれ!
やりすぎコメディにしなかったからこそ、ラストの計測を活用したやりとりがすこしやらしいのに微笑ましく見えたのもよかったです。

そしてタイトルにもなってる1001グラムの意味もおしゃれで素敵でした。
魂の質量 = 21グラム。ていう言説を上手に絡めながら1グラムの誤差に笑えるようになった彼女にわたしの心も瞬間的に軽くなったように感じてた。
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