ドルフィンキック

劇場版 神戸在住のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

劇場版 神戸在住(2014年製作の映画)
5.0
レンタルDVDにて、鑑賞しました。

僕の大好きな神戸の青春映画、「シーズ・レイン」の白羽弥仁監督作品なので、以前から、見たいなあ~って、思っていたのですが、ようやく、見ることが出来ました。

インターネット上では、賛否両論みたいですが、東京から越して来て、中々、周りに馴染めなかったり、何事に対しても、自信が持てない、ヒロイン役の藤本泉さんが、色々な人々の出会いや交流をきっかけに、成長して行く姿を描いた、前向きな作品だったので、素直に感動しました。
憧れの人物との別れを乗り越えて、自分のやりたいところへと向かって行く、ヒロインの姿は、とても爽やかで、後味が良かったですね。
ヒロインを取り巻く、周りの人々のサポートも、ナイスでした!
特に、お友達の存在は、大きかったですね。
スタイル抜群の美人さんなのに、飾らずに、コテコテの関西弁全開!の浦浜アリサさんを始め、松永渚さん、柳田小百合さん、皆、それぞれ、個性的で、良い人ばかりでした。
オネエキャラの松尾さんも、出番は少ないものの良い味を出していて、物語を引き締めてくれました。

大きなサプライズや捻りのある作品では、ありませんが、優しくて、心温まる素敵な作品だったので、とても満足しています。

あと、「シーズ・レイン」では、セリフが、ほぼ、標準語で、関西弁ではなかったので、関西人としては、少し、残念だったのですが、本作では、コテコテの関西弁を喋る人物が、沢山、登場して、親近感を感じることが出来たので、とても嬉しく思いました♪
そして、神戸の美しい街並みや風景にも、とても癒されました♪

「劇場版 神戸在住」も、「シーズ・レイン」も、同じ神戸を舞台にした物語で、尚且つ、白羽弥仁監督作品なので、見比べてみるのも、面白いと思います♪