自分がメリッサ・マッカーシーだったら
絶対にビル・マーレイ演じるヴィンセントに子供は預けないだろうなぁ
彼の素性や素行が怪しすぎる
仕事してても気が気でない
暴力振るわれてないかな？
いかがわしい場所に連れていかれないかな？
安心して仕事に集中できないから
絶対に嫌
でもメリッサはシングルマザーで
お隣に頼るしか選択肢はなさそう
ヴィンセントとの出会いは最悪だったから
もう、これ以上事態が悪い方へはいかない
そんな破れかぶれな理由で自分を納得させるしかない
この人を見る目
これは厄介だなぁ
子供の純粋な目で映すヴィンセント
あれ？
なんか違う？
色眼鏡で見てしまう大人（私）
レッテルを貼り付けて決めつけてしまうことへの警告に感じる
見た目はへんなおっさん
中身は家族を心から愛する人情深いおっさん
それを体現する
ビル・マーレイは適役
それを、納得させるエピソードは
ホロリとする これは反則でしょ？
絶対に見て欲しい
脇役たちも適材適所
芯の部分でヴィンセントを信頼するまでに
変わる柔軟さを演じたメリッサ・マッカーシーや人の良さを見抜いていてそばを離れない妊婦のフッカーのナオミ・ワッツ
とくに彼女のどこの地方かはわからないけど訛りの英語の素晴らしいこと
喋ってるとそちらの人にしか見えない
ファッションも◎絶対着たくないけど 笑
だからビル・マーレイありきの映画なのだ
しかし、かなり偏った感想なので
悪しからず 笑
