このレビューはネタバレを含みます
バッドエンドかハッピーエンドかって考えたとき、これどっちなんだろう?主人公にはハッピーエンドだろうけど…!
底の浅い自己啓発系の本に載ってるような成功のための格言を真顔で唱えつつ、全部を人として間違った方向にあてはめていく主人公がほんと頭おかしくて、最低で、だからこそ最高だった。
音楽の使い方が面白い。客観的には女性を脅迫してるシーンなのに、主人公の主観に沿った(?)甘く美しい音楽が流れてるから、台詞の音声だけ抜いたらロマンチックなシーンに見えちゃうのでは?
主人公はギレンホールじゃないとダメだったんだろうなってくらい良くはまってた。あのギラギラと大きな眼が最高。