KouheiNakamura

スノーデンのKouheiNakamuraのレビュー・感想・評価

スノーデン(2016年製作の映画)
3.0
世界は誰かの手の中。


2013年、アメリカ全土に衝撃を与えたスノーデンによるCIAの監視作戦の暴露事件。今作はそんなスノーデンの人となりを描きつつ、彼がいかにして暴露を決意するに至ったのかを描いている。監督は「プラトーン」のオリヴァー・ストーン。スノーデンを演じるのは演技派ジョセフ・ゴードン・レヴィット。

思わず嘘でしょ?と言いたくなるようなことってありますよね。最近だとやはり金正男氏暗殺でしょうか。毒針て。そんなゴルゴ13みたいな暗殺方法がまさか実行されるとは…。
スノーデンが暴露したのも、そんなまさかの監視作戦。CIAがアメリカ国民を違法に監視していた…だけではなく、様々なメディアを裏で操っていた。この映画はそんな暴露をしたスノーデンとは何者か?に焦点を当てた作り。

なんですが…最近のオリバー・ストーン作品に感じていた悪い意味での大仰さがいちいち興を削ぐ。時系列を前後させる編集もイマイチ活きていない。ジョセフ・ゴードン・レヴィットのスノーデンなりきりっぷりは見事だっただけに残念。後シャイリーン・ウッドリーはふっくらしましたね。最初気づきませんでした。
同じくスノーデン事件を描いたドキュメンタリー「シチズンフォー」の方が良さそうなので、そちらも見てみようと思います。
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