ドルフィンキック

ビリギャルのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.8
レンタルDVDにて、鑑賞しました。
特に捻りや大きなサプライズはなくて、ストーリー展開や結末も、ほぼ、予想通りでしたが、とても爽やかな作品だったので、素直に感動しました。
妙に凝った作品や奇を衒った作品よりも、本作のような、シンプルで、分かり易くて、直球勝負のど真ん中!を突くような、王道の作品の方が、断然、好きですね♪

メインストーリーの有村架純さん演じる、ヒロインの成長物語にも、感動したけれど、サイドストーリーの伊藤淳史さん演じる、塾講師との絆や友達との友情にも、グッと来て、家族愛にも、ホロリと来ました。
ありきたりな言い方ですけれど、笑いあり、涙あり、感動ありと、色々な要素が詰め込まれた作品だったので、とても楽しめました♪
前半のほっこりとしたストーリー展開からクライマックスからのしびれるような、グッと来る、王道のストーリー展開が、とても良かったですね。

ラストシーンの伊藤淳史さんが、笑顔で、有村架純さんを見送るシーンは、何だか、昔のテレビ番組の青春ドラマのワンシーンを見ているようで、爽やかな感動があり、映画を見終った後の爽快感が、たまらなく、格別でした。
伊藤淳史さんも、良い先生役を好演されていて、上手かったですね。
あんなに、生徒のことを親身になって、考えてくれる、友達みたいに、良い先生だったら、勉強が、はかどりそうですね。
生徒達の感心事、確か、ゲーム、漫画、アニメだったかな。(記憶違いだったら、ごめんなさい。)を事前に、勉強して、生徒達と打ち解けて行く、「きっかけ」を作る努力をされているって言うエピソードは、僕も、接客業をやっていた経験があるので、とても共感しました。
確かに、ちょっとした会話をするときでも、情報量や知識が、豊富だと、お話が、とても盛り上がるんですよね。
なので、今後も、良いコミュニュケーションが、出来るように、常にアンテナを張り巡らせて、色々なことに、敏感で、どんな話題にも、ついて行けるように、頑張りたいですね。
あと、ヤスケンこと、安田顕さんは、相変わらずの名脇役振りを発揮されていて、良い味を出していましたね♪