こういう、自分の脳みそがグチャグチャになっちゃう作品はたまらない。
悪があるから正義がいるのか。正義がいるのから悪が現れるのか。
正義とは何か。人を助けることなのか。人を助けるために犠牲が生まれてもいいのか。
悪とは何か。愛する者の命を奪うことなのか。自分の意思が働いていないとしても悪なのか。
復讐とは正義なのか悪なのか。
大義とは正義なのか悪なのか。
キャプテンの正義には心惹かれるけれど、アメリカの象徴のようでもあり、惹かれるままに傾倒してしまうことに抵抗も否めない。
「キャプテン・アメリカ」ではなくて「キャプテン・ロジャース」を愛したい。
アイアンマン1からアントマンまでの12作品を観てから本作を鑑賞して本当によかった。