微妙です。
私の中でのヒーローってのは人を助け、世界を守る人なわけで、この主人公、確かに世界は守ったかもしれないけど、どちらかというと継承権争いに重きを置いている。
ちょっとヒーローっぽくないなあと思っていたら、興行成績は塗り替えるわ、オスカーにはノミネートされるわで、観客からも批評家からも大絶賛ってことみたいです。
そこまでの映画かあ？ ってのが正直なところ。
日本で『ラストサムライ』が当たったみたいな感じなのかなあ。
ある意味、ブラックパワーを凄く感じた映画なのでした。
あと、アメリカのヒーロー・ヒロインのネーミングには疑問があります。
日本人は響きで「ブラックパンサー、かっこいー！」ってなるけど、現地では「黒豹」なんでしょ？
他には、「超人」「コウモリ男」「蜘蛛男」「鋼鉄人間」「驚異の女性」ってことじゃん。
そのままやがな！ とか、ダサって思ってないのかしら。
どちらかというと通り名というかニックネームというか、「鋼鉄の男」「闇の騎士」「親愛なる隣人」「アイアンマンは知らん」の方がかっちょいいと思うのだが、その辺どうなんでしょ？
