shino

アベンジャーズ/エンドゲームのshinoのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズ、アッセンブル
(※マジガチでネタバレしまくってます※)


もうなにも言うことはないです。いや、言いたいことはいっぱいあるんだけど、あるんだけど、あまりにもなんか胸がいっぱいすぎてもうなにも言えないっていうか。
アベンジャーズ1のときに、ダウニーファンの友達に誘われて観たのが始まりで、スティーブという不器用で高潔でヒーローとして象徴として戦い続けた男に惚れてずっとシリーズを追ってきた。そんな思い出がエンドロール中ずっと思い返してきて、基本エンドロール中に余韻に浸ることは無いんだけど、今回は流石に余韻に浸ってしまいました。
インフィニティウォーのとき、墓標のようなエンドロールが明けてもあまりの展開に呆然と座ってるしかできなかったけど、今回もまた座ってることしかできなかった。あーーほんとに終わったのか…?っていうなんか、実感もなく、地面が揺れてるような気持ちで立てなかった。

もう語り出すと時間も語彙力も足りないのでとりあえずとにかく好きなシーンとしてラストの戦闘シーン。もうずっとずっと泣いてたよ。
ムジョルニア持って戦うキャップに「持てると思った!」というソー。
サノスに立ち向かうBIG3。
仲間が倒れ、盾も折れてるのに、1人で軍勢と立ち向かおうとしたキャップ(ここのシーンマーベル映画史上一番の美しさだと思ってる)
左から失礼してくるファルコン。
そして集結する今までの仲間たち。
からの「Avengers……Assemble」
あまりにもカッコいいヒロインたち。
キャプテンマーベル無双。
ガンレットリレー。
理知的だと思ったら思ってたよりサイコパス思考のサノス。
「I am Ironman」
諦念の顔で消えていくサノス。
そしてラスト………。
なんだこれ………こんな激アツ少年漫画50巻分の戦闘シーンを一気に摂取してしまって正気で居られるはずがないでしょ………ゲロるかと思った………。
ファーフロムホームあるし絶対陛下も生きてるしょ〜って思ってたのにいざ生きて地面を踏みしめてる陛下を見ると怒涛の嗚咽の爆泣き。映画館じゃなかったら大声出してたね。
それに加えて溜めに溜めた「Avengers……Assemble」無理〜!!!!!!あまりにもオタクの好きな展開がわかってる〜!!!!
インフィニティウォーのラストは、あまりにもサノスてめえサノスこれどうすんだよって気分だったけど、自身の軍勢が灰になっていくのを見やり、辞世の言葉すらなく、ゆっくり座り込んで諦念の顔で消えていくサノスに、一種の寂しさを覚えました。あんなにデカくて強靭で、最強であったサノス。あのときだけは、大きな体がとても小さく見えた。あのシーンも、美しさを感じました。最強の敵に対する敬意の美しさ。

トニーに関しては、もう言うことがないです。あの湖畔の家でずっと過ごしてほしかった。娘の成長を見守ってほしかった。夜に一緒にジャンクなものを食べてポッツに怒られたり、たまーに「やあ、やあ、やあ!」ってアベンジャーズに顔を出してほしかった。

とにかく上手く書けないんだけど、やっぱりシリーズを通して、クリスエヴァンスのスティーブという男がほんとに好きで、アメリカの尻!アメリカの尻!って言われてるシーンは少なからず興奮しまくったんですけど、高潔でヒーローとして正しく在ろうとしてきたスティーブが、自分の人生を生きた。その事実にたまらなく言葉にできない感情に襲われてしまった。引退しないで、ガセだと言って、って思ってたけどペギーを窓越しで見つめてたり、ラストのペギーとのダンス見たら何も言えなくなったよ……。
キャップのことずっとずっとわたしのヒーローで居てって思ってたけど、スティーブとして、一市民として生きる彼を見ることを望んでいた。

キャプテンアメリカとアイアンマン。
始まりは対極の位置にいたのに、いつの間にかお互いの生き方を生きてみた2人。
あの2人の関係は、親友とか、悪友とか、そんな言葉にハマることはないんだろうな。


ありがとうアベンジャーズ。
ありがとうキャプテンアメリカ。
ありがとうアイアンマン。
この7年いっしょに駆け抜けてこれてよかった。
まだファーフロムホームを見る気力にならないんだけど、これからもよろしくお願いします。
shino

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