もじゃ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のもじゃのレビュー・感想・評価

3.5
「グリンデルワルドを倒せるのは君だけだ」

ハリーポッターと世界を共有する外伝的お話の第2段。闇の魔法使いのカリスマが逃げ出してしまう。ニュートはそのグリンデルワルドに勝てるか?
凶悪犯罪者に簡単に逃げられるユルユル護送。そうしないと話が進まないし仕方ないね。本シリーズはロンドン以外の都市に行くようだけど、NYに続いてパリは素敵だ。いつか東京に来ないかしら。街の雰囲気や衣装なんかは20世紀前半のこの時代の方が魔法世界に合ってる。
役者達は前作から継続。エディ・レッドメインの繊細な挙動不審さが良い。CGてんこ盛りのビースト達もかわいい。アジア系の俳優が目立った気がする。ナギニにはびっくり。
グリンデルワルドを追うメインストーリーはともかく、ティナとの関係やジェイコブとクイニーの仲違いなどのサブストーリーはちょっと安易かなと思った。要素が多いので複雑になり過ぎるのを嫌ったのかもしれない。全体のメリハリを見て、JK氏の脚本は映画的ではなかったという印象。
大事なのは最初と最後、っていう作品
もじゃ

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