ゆき

スーサイド・スクワッドのゆきのネタバレレビュー・内容・結末

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

✿・泥の中に咲く蓮の花・✿

『純粋な悪』

『○○のための悪』

『正義を装った悪』


悪が集結した本作ですが、悪でも善でも真っ黒、真っ白はないと思いました。

むしろ、漆黒の中で際立つピンク♡
愛の作品だなぁーと。

『純粋な悪』はジョーカーとハーレクイン。
最初こそ彼は彼女を試しますが、その後の彼の愛の深さよ!
見つめ合う目と目には一瞬の不信もありません。
彼女の夢には泣きました。(*ノД`*)・゚・。
悪にも躊躇がない。「時計じかけのオレンジ」のアレックスのように悪を楽しんでいる。彼らの中ではコレはこうなのだ!と悪の美学が決まっている。
愛にも悪にも激しく取り組む2人。

『○○のための悪』はデッドショットとディアブロ。
彼らのやっている悪は家族の生活のため、という名目がある。結果、デッドショットの娘は淋しい思いをしてるし、ディアブロに至っては…(TωT)
なので、それどーなの?と思うけど二人とも子どもをすごく可愛いがっていた。デッドショットは子どもを大学に進ませて真っ当に生きて欲しいのだ。やり方は間違ってるけど彼らなりの愛だ。

『正義を装った悪』はアマンダ。
このアマはですねぇ。人のため!国のため!とか言いながら、全部自分のためなんですねぇ。人間、自分を守るのが本能とは思いますが行き過ぎです。
サイコパスか?とも思いました。彼らは愛を装う事はできるけど、それは目的の為の手段でしかなく、一片の愛情も持ち合わせてはいない。
でも、一応自己愛なのかなと。

あと、キラークロック。
生まれたときから爬虫類のような肌だという。地下に住んでいるけど、そこにいるしかなかったんだろうな、ずっとイジメられてきたんだろうな、と想像した。
だけど、容姿について揶揄されたとき彼は言う。「I am a beautiful」
人とは違うけど自分は美しい!っていう彼の自己愛。アマンダとは違う自己愛。素晴らしいと思った(´∇`)

以上、6人があたしの心に残った人たち。

キャラについては
ハーレクインちゃん→プリンプリン♡
エンチャントレスちゃん→ムッチムチ♡
カタナちゃん→特攻服!?いいね!♡
アマンダちゃん→眠そうな目が可愛い♡
デッドショット→下唇が割れてて♡
スリップノット→プレデター思い出す♡
ブーメラン→コメカミ<エラ 好き♡
フラッグ大佐→雨に濡れた仔犬♡
ジョーカーさん→ゾクゾクするわ♡
と思いました(笑)

しかし、ジョーカーさんについては心配していたのです。あたしの中でジャレット・レトは目の綺麗な可愛い子ちゃんだったんです。
だから、「ジャレット!大丈夫!?あのキャラ出来んの!?」と。
心配無用でした。彼は役によっては20kgぐらい太ったり痩せたりしている凄くストイックな人。今回もきっと勉強したはず。
シリーズ化になるとしたら彼が引っ張って行ってくれるでしょう(´ー`)


監督…誰?
アメコミ?…見たことなし。
○○マン…記憶になし。
という、無知なあたしがボヘミアンラプソディにのせた予告編に釣られて観たらこんな感想になった。

評価が分かれてたのは知ってたんだけど、無知ゆえに楽しめたかな?と思っています。

あとね、初めて映画のサントラCD買っちやった(≧∇≦)
「YOU DON'T OWN ME」(私はあなたのものじゃない)が気に入ったし、エミネムの「WITHOUT ME」が戦闘準備のシーンでかかって、凄く上がったしキタ━(゚∀゚)━!なにより、まぁフレディじゃないけど「BOHEMIAN RHAPSODY」も入ってるし。次のドライブが楽しみよ♡
ゆき

ゆき