ましゅー

スーサイド・スクワッドのましゅーのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
3.6
近所のシネコンのうち一館ではこの自粛ムードの中でレイトショーを控えていることもあり、昨晩は私も外出を控えました。

よって、劇場非鑑賞期間(2014~2018年)中の作品、かつ近々公開映画の予習も兼ねて、こいつを自宅鑑賞です。
.
本国アメリカはおろか、この日本でも酷評の嵐が吹き荒れたと噂には聞くこの作品。DCコミックスのキャラクター、しかもヴィラン(悪役)ばかりのチームを結成してさらなる巨悪と戦うという設定ではありますが、さてさて…
.
んー。

味覚もそうですけど、ある状況・場面では繊細という言葉はどこ吹く風、敢えていわゆる味オンチになって悪食ぶりを発揮する事で有名な私(いったいどの辺りで😅)ですが、特に酷評すべき点は見当たらない、というのが率直な感想。
.
まぁストーリーは良くある感じではありますがそもそもコミックス発のお話だと思いますし、キャラクターそのものをほとんど知らないので(DCではバットマンの悪役を少しだけって感じ)、元々がどこまで非道か分からないからか、ヴィランだからと言ってとことん外道である必要もないでしょうし

(だからこそヒーローに殺される、あるいは消される事もなく刑務所に収監されているのでしょうが。死刑制度も関係してるのかな?まぁそんな事 真剣に考えても詮ないことですが😂)

それよりやむなくヴィランになったとか、家族とか仲間とかを大事に想う側面が強調されてる感じで、でなきゃチームなんて出来ませんわなぁ、と一人納得。
.
別にCGの出来が悪いとかもなく、ご都合主義はそこそこあるものの、ストーリーだってわりと一本道の(時勢の入れ換えはちょこちょこありますが)分かりやすい展開ですし、うーん。どの辺がマズいんでしょう?
.
個々のキャラクターとか大元の設定を崩してるんでしょうか?ジョーカーもこんなんじゃない?そりゃヒース・レジャーやホアキン・フェニックスはズバ抜けて凄いと思いますが、まぁ私の場合、そんなに強い思い入れがないんでどんなんでもいいですけど🤣

(苦しくも、金曜観た映画の三池崇史が監督した「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」も、原作とそれを絶妙にアレンジしたアニメは超を10乗するくらい好きですし思い入れもありますが、設定をかなり変えていたこの映画も、別に悪いとは思いませんでしたよ。)
.
ここで雑談。

・フラッグ大佐役の #ジョエルキナマン は、昨年観た「THE INFORMER/三秒間の死角」の主役だったんですね。シュッとした感じですが、男が見てもカッコいい男であります。

・なるほど。噂に聞いていたハーレイ・クイン、いいキャラじゃないですか。実は上記劇場鑑賞を絶っていた時期にメキメキ頭角を現してきていたと思われる #マーゴットロビー 、出演作は昨年と今年に入ってからのものしか観ていませんが、この頭のネジが外れてる感じもよいよい😁 惜しげもなく身体を晒すのも(←そこ?🤣)潔さが感じられる女優さんですね。

・エンチャントレス=ジューン役の #カーラデルヴィーニュもトップモデルということですし、カタナ役の日系アメリカ人 #福原かれん も素顔は可愛らしい女性。なかなか上玉…もとい意欲的な若手女優さんの起用が目立ち、そういう意味でも悪くはなかったですよね👌
.
という訳で、今月公開予定の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」への準備も整ったし、期待して待つとしますか😊♪
ましゅー

ましゅー