数年前に殺人事件で息子を失った裕子。放火殺人の犯人扱いされても気にしないアキ。二人の女の過去と現在が平行して描かれる。
よく分からなかったです。実際の事件から着想したってことで見たんですが、なんの事件かいまいちピンと来ませんでした。事件そのものよりは女性二人の愛憎に焦点が当たっていて、一応話が進むにつれて何があったのかは少し分かってくるんですけど、でも全容はぼんやりとしか分からない。具体的なようで抽象的な作品はままあるものの、本作はどうにも最後まで観賞する意欲を引っ張られませんでした。一応見たものの、すっきりせず気持ちは萎えたままでした。