NetflixのCEOリード・ヘイスティングスが絶賛してたので、配信を心待ちにしていました。凄く面白かった。
天才ハッカー軍団「Clowns laugh at You」通称CLAYが、ライバルの「MRX」に勝負を挑みながら、法の目を掻い潜ってハッカーの頂点を目指していくストーリー。専門用語が飛び交うハッキングの場面は、かの有名な「アノニマス」の裏側を覗いているかのよう。
ドイツ産ですが、スペイン産のドラマ「ペーパーハウス」やオリオル・パウロ監督作品に共通するようなダークな雰囲気と疾走感に後押しされた緻密で予測不能なストーリーの虜になる。
見所となるPCを舞台としたライバルとのハイレベルな騙し合いも、視聴者が理解しやすいようにビジュアライズしているのが有難い。
ストーリーの鍵となる情報の出し加減が絶妙なのもポイント高くて、ある時点から集中力は途切れること無く寧ろその脚本の秀逸さに一喜一憂しながらあっという間にラストまで完走出来る。
これは同監督の大ヒットドラマ「Dark」も絶対面白いので観たくなります。