NAO141

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望のNAO141のレビュー・感想・評価

3.6
フジテレビ製作のテレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版第4作。
そして15年に渡るシリーズの最終作。
公開時劇場で観た時は「あぁ、これで終わってしまうのかぁ~」と寂しい気持ちになりました。

毎回毎回名台詞が飛び出しますが、事件解決後に湾岸署玄関で鳥飼とすれ違う際に青島がつぶやく「正義なんてのは胸に秘めとくぐらいがいいんだ」は、TVシリーズで和久さんが青島に対して諭したセリフですね!どこまでも和久さんを慕う青島の想いが伝わってきて感動しました。本当に正義ってのはそれくらいの感覚でいた方がいいのだと思う…でないと、あまり強烈になるとデスノートの夜神月のようになってしまいますから笑。

ラストで室井が「大事なもんだ、持ってろ」と取り上げられていた警察手帳を渡そうとすると、「大事なもんはここに持っていますから!」と胸をたたく青島。熱い青島だけでなく、この二人の関係性が本当に好きです。
物語は終わってしまいましたが、青島と室井がいればきっと良い組織になっていく!!…そう感じさせてくれるラストで感動。
室井の「おじまげな」って台詞は秋田弁で「かっこつけるな」という意味なんですね~笑
ラスト、新たな事件発生で現場に向かい走り去っていく青島。
どこまでも現場主義な青島が大好きです!15年間ありがとう!!
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