森にすむシマリスと、砂漠にすむスコーピオンマウスにスポットを当てて、大自然の中で生きる彼らの生態をドラマチックに撮ったドキュメンタリーです。
とにかく、シマリスとスコーピオンマウスの可愛さに、はじめから最後まで悶えっぱなし…。
ドングリをクルクル回しながら、ほっぺにギュッギュに頬張るリスさんなんて、この世の最上の可愛さではないでしょうか。
そんな愛らしいリスさんやマウスくんが、マトリックスばりのスーパーアクションで自分よりも大きな天敵と戦ったり、気色の悪いムカデやらサソリやらをムシャムシャ食べたりする意外な姿も拝めます。
何と言っても、どうやってこの場面を撮影したの⁇と思うような、奇跡的な瞬間を捉えたエモーショナルな映像と、自然をダイナミックに美しく、見たことないアングルで余すところなく映していて、圧倒的な映像美と技術には驚くばかりです。
キノコのカサが開いたり、ドングリや雫が枯葉の上に落ちる瞬間など、森の中ではありふれた日常の姿も、小動物の目線で映すことで、また全然違って見え、スローモーションを効果的に使うことで、自然の営みのひとつひとつがとてもドラマチックに描かれていて、森や砂漠の小さな住人になったような気分に浸れました。
とにかく、シマリスとスコーピオンマウスの可愛らしさに悶絶すること間違いなし、あの子達を主役にした時点で半分成功という感じです。
繊細かつダイナミックな映像美とげっ歯目の愛くるしさを堪能できました。
【15-33】
2015.5.17 TOHOシネマズくずはモール
