ラウぺ

レジェンド 狂気の美学のラウぺのレビュー・感想・評価

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)
3.6
1960年代にロンドンに実在した双子のギャング。
トム・ハーディが二役を演じ、対照的な二人のキャラクターを見事に描き分けているところはやはり最大の見どころ。

監督は「L.A.コンフィデンシャル」の脚本を手掛けている人なので、ストーリー運びは手慣れた感じでスムーズですが、どこか予定調和的で微妙に物足りない気がしないでもありません。(派手なドンパチがないとかそういったことではない?と思う・・・)
しかし、ギャング映画の王道を行く「滅びの美学」を前面に押し出したところは、嵌りすぎの映像とあいまってこれで充分満足な気にさせてくれます。
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