『ザ・マミー』に続く!
本年度 “世間的な評価は低いけど嫌いじゃない” 枠ノミネート作品!
今年80歳を迎える巨匠リドリー・スコットが、『ブレードランナー』続編から降りてまで撮りたかった映画がこれだ!!!
…ってこれ、『ブレードランナー』やないかい!!笑笑
エイリアンの誕生を描き、新種まで登場させるサービスっぷりだが、あくまで彼らは添え物で、アンドロイド=デイヴィッドの欲望と恐怖がメインとなっている。
造られた存在であるデイヴィッドが、創造主になることを願う展開は哲学的でSF的だ…
…が、俺は『エイリアン』シリーズにそんなことを求めていない笑
にも関わらず、シリーズで1番の “グロ汚さ” という矛盾を見せつける、このお爺ちゃん監督は本作を一体どうしたかったのか笑
新主人公のダニエルズ演じるキャサリン・ウォーターストーンも、後半急に覚醒しリプリーもどきになるが、情けない表情と髪型で中途半端な存在感。
ワイヤー戦のダイナミックさに加え、ラスト・バトルは原点回帰を彷彿とさせ、ようやくテンションがプチ上がりしたところで残念ながら本編終了。
続編があるなら、今度ばかりはニール・ブロムカンプに撮らせてください。
でもね、この雑さ加減、やっぱり嫌いじゃない。笑
“生まれたての子鹿リアン” 可愛かったし。