夢が、踊りだす。
ミュージカル映画でおすすめありますか？と訊かれることがあれば、本作はいいよと薦めるくらいには、音楽と映像が良かった作品です。
音楽が『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック氏＆ジャスティン・ポール氏のコンビ。主題歌である「ザ・グレイテスト・ショー」は、聞くだけで元気になる名曲です。
ストーリーとしては、19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナム氏の伝記です。波乱万丈な人生を送っていますが、本作では物凄いスピードで、ストーリーが展開されるので、観ていて物凄く軽く感じます（笑）
ストーリーよりは、歌と踊りが中心です。頭で考える作品ではなく、体で感じる作品なので、誰もが楽しめる作品かと思います。何より起承転結があり、結末が明るく終わるので、観終えた後は気持ちよさが残ります。
細かいことを抜きにして、楽しさに全振りしたミュージカル作品でした。
