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ミッシング・デイのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング・デイ(2014年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

2023/07/02鑑賞。52点。
〈見所〉
どいつもこいつも脇見運転。
登場人物4人がそれぞれ1回ずつ脇見運転して、うち1人は死亡・3人は九死に一生。

ハイチで起きた大地震により、多くの人々が家族を失った。
身寄りのなくなった少女・ニーナを救ったのは、救援活動に関わっていたアメリカ人・ベンジャミン(演. ジョン・キューザック)だった。

数年後のプエルトリコ。
シカゴで暮らすスティーヴン(演. ライアン・フィリップ)とシャノンのメイヤー夫妻は、養子を引き取るためこの国にやってきた。

養子縁組業者のオフィスに着き、責任者のガブリエルからニーナという少女を迎えたメイヤー夫妻は、彼女を連れてビーチにあるロッジで時間を過ごす。
ニーナのパスポートを発行するのには1週間ほど必要で、夫妻はその期間を使って娘と仲良くなる計画を立てる。

ロッジの隣室に泊まる男性・ベンジャミンと会話をしたスティーヴンは、直感的に自分の家族のそばに彼を置きたくないと思い、妻と娘を連れてリゾートホテルのカリビアンに移る。

幸せな時間を過ごす夫妻とニーナに、その時は訪れる。
突如としてニーナが姿を消したのだ。

警察署長によると、現地ではリクレイムと呼ばれる犯罪組織による養子縁組詐欺が横行しているらしい。裕福な家庭に養子を紹介し、その後子どもを取り返して金だけを受け取るやり方。

養子縁組業者のガブリエルと連絡が取れなくなったためオフィスに向かうと、そこはもぬけの殻。彼女がリクレイムの黒幕だった。

さらにスティーヴンが、正規の費用である5万ドルとは別に、手続きをスムーズに進めて確実に養子を迎える追加費用として4万ドルを支払っていたことが判明。

ニーナを見つけることはもう無理なのかもしれない・・・半ば諦めかけてきたメイヤー夫妻の前に、ベンジャミンが現れる。

ニーナの居場所を知ると言う彼についていくものの、彼の部下たちに拘束されてマウナボのロッジに連れて行かれる。

ベンジャミンはリクレイムのメンバーであり、メイヤー夫妻が大金を持っていることを知っていた。
そもそも今回養子縁組を探したのは、シャノンが過去に交通事故に遭って子どもを産めない体になったから。夫妻は加害者から多額の慰謝料を受け取ったのだが、ベンジャミンはそこに目をつけて骨の髄まで吸い尽くすつもりだった。

シャノンは人質にされたスティーヴンは、金を下ろすためにベンジャミンの部下・サロと一緒に銀行へ向かう。

金を下ろした後、サロから逃げ切ったスティーヴンは警察署長に連絡して、マウナボに向かう。
シャノンは自力で拘束を解いてニーナを救い出し、迎えにきたスティーヴンと一緒に車で逃げる。
※サロはカーチェイスの途中でトラックに追突され、ベンジャミンのもう1人の部下は逮捕された

スティーヴンの運転により、ベンジャミンの追跡を逃れたものの、フルスピードで車を走らせていたため、車体の半分が崖から落ち掛ける。

スティーヴンが先に降り、ニーナ、シャノンの順番で車から救い出して金の入ったバッグも回収。
車は海に落下する。

警察署長が迎えに来て街まで送ってくれることになるが、ベンジャミンが署長を射殺。
スティーヴンは殴られて署長の死体と一緒にトランクに監禁され、ベンジャミンはその車に無理矢理シャノンとニーナを乗せる。

向かった先はリクレイムのアジトで、黒幕・ガブリエルが待っていた。
ベンジャミンの報酬は2万5000ドルなのだが、スティーヴンが追加金を払っていたことを知り、分け前の少なさに怒り心頭。
ベンジャミンはガブリエルを射殺し、その隙にシャノンとニーナは逃げる。

トランクに監禁されていたスティーヴンは、署長の死体から銃を奪って使い、トランクをこじ開ける。

シャノンはベンジャミンに追い詰められるが、スティーヴンがベンジャミンの背後を取る。
ベンジャミンは「お前には撃てない」と挑発を続け、銃を構えて振り返り、スティーヴンは彼を射殺する。

ニーナは誰が味方で誰が敵か理解できずにいた。自分を育ててくれたベンジャミンが人を脅したり殺したりする一面を見て怖くなったものの、スティーヴンとシャノンの言葉を信じて夫妻について行くことに決める。
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