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不屈の男たち/ラスティ・メン 死のロデオのmingoのレビュー・感想・評価

4.5
レイのド級の超絶大傑作。本作の前ではクロエジャオの「ザ・ライダー」がゴミのようだ。アーサーケネディいつ死ぬんだ?はよヘイワードとミッチャムくっつけ!とひたすら願い続ける鑑賞者を逆手に、続々アーサー殺し候補っぽい馬の登場で笑う。一番最初のハイボルテージて馬の名前が一番かっけえけど最強の暴れ馬ヨーヨーも捨てがたい。そもそもなぜ映画のタイトルがラスティメンなのかあかされるラスト、結ばれることのない最愛の人妻の胸中で眠るミッチャムに向かってラスティが誰にも見られず放つ口パク「」はニコラスレイの圧倒的演出に唸りながら泣く。
序盤の馬上での「あぶく銭はすぐ消える」=「Easy come, easy goっ」の流し目ヘイワードにころされたかと思えば、ミッチャム「黒のランジェリーはあるのか?」から激おこヘイワードが扉から飛び出て黒のドレスアップ!(またころされた)、ヘイワードの美貌に何度ころされたか分からない。映画は最高の主人公とヒロインが居たら物語はごちゃごちゃしない、構成が全てだと気付かされる。
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