たけちゃん

スノーホワイト 氷の王国のたけちゃんのレビュー・感想・評価

スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)
3.7
愛ゆえに~(聖帝サウザーかよ)


セドリック・ニコラス・=トロイヤン監督
2016年制作 主演クリス・へムズワース


劇場で観たんですが、ディスク化されたので、再レビュー。劇場での評価はスコア3.0でしたが、今回はエクステンド・バージョンを観て、評価アップ(笑)


改めて観ると、面白いじゃないか!
魔法とかドワーフとか、僕の大好きなファンタジー感満載\(^o^)/

前回はスノーホワイトの続編として期待しすぎてたな。ちゃんと観ると、ストーリーもいいよ。前回、捻りがないと感じたのは、王道過ぎたからだね。
僕の敷居を下げました(笑)



今作はスノーホワイトの続編ではあるが、スノーホワイトの前後のストーリーとして描かれている。だから、スノーホワイトは出てこない!

脚本は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン。
だからか!ヒューマン要素を持ち込むよね~(^-^)

氷の女王は愛する人に裏切られ、子供を殺されて闇堕ちする。それ故、男女の愛を認めない。しかし、それ自体が姉の罠だったんだが…

子供たちを集めて兵士に育てるが、それは失ったわが子の代わりであり、愛するが故なんだよな。自分と同じように愛する者を失う悲しみや痛みを感じて欲しくないんだ。愛ゆえに!

それを主人公エリック(クリヘム)のサラ(エミリー・ブラント)への愛の行動が溶かしていく



なんか、ドワーフと一緒に鏡を探し求めるくだりはホビットや旅の仲間を思い出すよね。好きだわ~\(^o^)/


エミリー・ブラントは闘う姿が美しいなぁ。オールニードイズキルも良かったし、苦手なボーダーラインもエミリーは良かった(笑)

氷の女王フレイヤ役はジェシカ・チャスティン。オデッセイ以来彼女のファンですが、今作も良かった。美しい!愛が強すぎて愛を憎む役どころを見事に演じていました。

そして、悪の女王は前作に続きシャーリーズ・セロン。もう、美しく悪さも全開で素晴らしい威厳ですわ(笑)



最後に愛は勝つ~(KANかよ)



以下は初見の劇場レビュー

記録:2016 5.28 2D吹替版にて鑑賞

スノーホワイトの続編ですが、映画にスノーホワイトは出ません。元タイトルのHuntsman(狩人)の映画なんですよ。
そして、前作で倒された邪悪な女王に妹がいた設定で、氷の女王が出てきます。まるでアナ雪。ストーリーもひねりがなくて、今一つでした。

これはクリヘムを観る映画だな。そう思って開き直って観ると面白い。うん、それが正解!

前作の続編をイメージして臨んだ僕がバカでした(笑)別物と思えば、意外と面白いよね。

あと、前作のひどい吹き替えをやめて、今作は全員、しっかりとした声優を使っているところが救い。とても良かったです。今後もそうして欲しいよね。