たけちゃん

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのたけちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
ドロイドを侮ってはいけない……


J・J・エイブラムス監督 2019年製作
主演デイジー・リドリー、アダム・ドライバー


いよいよやってきた12月20日。
本当は午前0時の最速上映に行きたかったんですが、地元では無し。さすがに札幌まではなぁ……。
ということで、地元劇場の朝イチの回に。
この日は仕事、休みを取りました!

僕のアイコンはベーダー卿ですが、いつかは正義のジェダイになりたいと思っていたので、今日はルークの格好で参戦(笑)。やっとライトサイドに戻れました……( ̄∀ ̄)ニヤニヤ
地元でコスプレしていたのは僕だけかなぁ……

朝イチは2D字幕版で、その次、2回目として4DX3D吹替版のダブルヘッダー\(^o^)/
でも、まだ観るよ!
だって、スターウォーズだからね!



まずは、感想を……
観ました~\(^o^)/
はぁ、文句なしでございます(゚´Д`゚)゚。
グッときたなぁ( ˘ ˘ )ウンウン
号泣はしませんが、何度かじんわり涙が滲みました。
賛否あるのは毎度のこと。
でも、満点つける気満々で叶わなかった「最後のジェダイ」とは違い、今作、僕は大満足の満点💯
やっぱりJ.J.、よく分かってる。
「フォースの覚醒」同様の感動があったかな。
それは他でもないスターウォーズ愛です( •̀ω•́ )و✧

あと、色々言いたいみなさんの気持ちも分かるよ。
それも愛( ˘ ˘ )ウンウン
でもね、基本、映画は娯楽作!
まずは楽しみましょうよ。
僕はお祭り、堪能しました(ˆωˆ )フフフ…



で、やっぱり何を語ってもネタバレになってしまうと思うので、潔く何も語らないか(笑)、ガッツリ語るかなので、僕はいつも通り、語ります。でも、それは遠く遠く、銀河の外縁部でね(ˆωˆ )フフフ…

みなさん、今日は僕と一緒に旅に出ましょう!
9つの星で9つのテーマを語ります( •̀ω•́ )و✧
では、ミレニアム・タケコンにご搭乗のうえ、シートベルトをしっかりとお締めください。ハイパー・ネタバレ・スペースへジャンプします─=≡Σ((( っ゜∀゜)っ



























さあ、ここからはシリーズのネタバレ、「~の夜明け」のネタバレも混じります。よろしくね。

出発はパドメの故郷、始まりの地、惑星ナブー。
グンガン族は、ジャージャー以外はやはり星から出ないのね。お見送り、ありがとう😊

①【今さら聞けないスターウォーズ】
このアプリでレビュー読んでる人にスターウォーズビギナーは少ないと思うけど、簡単にまとめてみましょう。
製作年は1977年ですが日本公開は一年後の1978年です。僕は中3でした。だから、公開から42年と言われてますが、僕らは41年の付き合いよ。
当時、付き合っていた子と観に行こうと、前売り2枚買ったのに、公開時には別れていたという苦い思い出の今作( ¯−¯ )フッ、シランガナ

元々、スターウォーズはジョージ・ルーカスが原作も書いていて、9部作構想と言われていました。
なぜ、エピソードIVからなのかと言うと、1番冒険活劇的なエピソードだからですね。あの成功が無ければ、続編が作られることもなかったわけだし、実際、当時は大コケすると思い、ハワイに逃げていたというのは有名な話です( ˘ ˘ )ウンウン

だから、エピソードIVからVIまで描かれたあと、ルーカスが生きている間に残りも作って欲しいなぁと思ってましたよね。

僕のような長いファンは、スターウォーズ・ロスをこれまで何度も経験していて、エピソードVIの時もこれで終わりだと思ったし、プリクエルのエピソードⅢ公開後もルーカスはもう作らないと言っていたので、ロスってました(笑)
だから、今回は慣れもあるし、余生のような感じもしていて、僕のロス感は薄いのよね( ¯−¯ )フッ
色々言われていますが、僕はもう観られないと思っていたスターウォーズがまた観られた喜びで、買収したディズニーとJJには感謝しかないよ( ˘ ˘ )ウンウン

シリーズは大きく3つに分けられていて、最初のエピソードIVからVIまでを"オリジナル・トリロジー"、その前日譚となるダース・ベイダー誕生のストーリーが描かれたエピソードⅠからⅢまでが"プリクエル・トリロジー"、そして、次世代を描いたのがエピソードⅦから始まる"シークエル・トリロジー"と、それぞれ三部作構成になっているのが特徴です。

また、プリクエル・シリーズの20年後を描いたのがオリジナル・シリーズで、さらにその30年後を描いたのがシークエル・シリーズなんですよ。
中学生だった僕が、もう成人した子供を持つ身。
実際、時間的にも実に壮大な話です。
スターウォーズは大河ドラマなんです。
それゆえ、一見様お断りな感じもありますが、誰でも楽しめる娯楽冒険活劇映画でもあるので、ぜひ、楽しんで欲しいのですよ。"にわか"とか、関係ないし、語りたいこと、語れば良いです。その間口の広さも含めてスターウォーズ( ˘ ˘ )ウンウン





さぁ、次の星へ出発です(˙꒳​˙ )͟͟͞͞ =
ここは銀河の中心、惑星コルサントでしょうか。

②【プリクエル・トリロジー】
銀河が共和制を引いていて、統一銀河憲法により銀河を統治する惑星間同盟「銀河共和国」が形成されていた時代。
その中心が惑星コルサント。
そこでは元老院議会などの組織が運営されていました。
また、その惑星間の問題を調停する特使としての役割を担ったのがジェダイ評議会で、そこに所属したのがジェダイ騎士団であり、ジェダイの騎士でした。

その中から共和国やジェダイ騎士団に抗する者たちが出てきました。それが"シス"です。
しかし、かつて起こった大きな戦いの後1000年、表舞台へのシスの登場はなく、シスは滅んだものと思われていました。
そこに密かに登場したのが"シスの暗黒卿"ことダース・シディアスでした。

正義のジェダイ対シスの暗黒卿という図式の元で繰り広げられた戦いを描いたのがプリクエル・トリロジーであり、それは同時にダース・ベイダー誕生の物語でした。

エピソードIV以降のストーリーが既にある中、どうやって描くのか、僕は本当に心配だったなぁ。
でも、「エピソードⅢ シスの復讐」があまりにも素晴らしくて、驚きましたし、泣きました!
ルーカスが描いているんだから当たり前といえば、当たり前。しっかりとエピソードIVに繋がる見事なストーリーでしたよね。





そろそろ次の星へ行きましょう。
ここはレイアの故郷、惑星オルデラーンですね。

③【オリジナル・トリロジー】
銀河共和国並びにジェダイ評議会の崩壊。
銀河帝国並びに帝国軍による支配の確立。

黒幕は、共和国崩壊を画策し、表ではナブーの大使パルパティーン議員として行動し、最後は最高評議会議長にまでなると同時に、裏ではダース・シディアスとして暗躍し、ついに銀河皇帝とまでなったシスの暗黒卿と、その弟子ダース・ベイダーにより支配された世界。

それに対し、銀河に再び平和をもたらし、共和国を再建しようと戦う組織が反乱同盟軍です。反乱軍や同盟軍とも呼ばれます。

「ローグ・ワン」で描かれた"スカリフの戦い"を経て、帝国軍の巨大兵器デス・スターの設計図を手に入れた反乱軍は、新たなジェダイ、ルーク・スカイウォーカーや運び屋のハン・ソロらの活躍でデス・スターの破壊に成功するのが"ヤヴィンの戦い"であり、「エピソードIV 新たなる希望」でした。

しかし、強大な帝国軍はデス・スターを破壊しただけでは弱体化することもなく、逆に反乱同盟軍を一掃しようと秘密基地を探し、逆襲を試みたのが"ホスの戦い"で、これにより反乱軍は大敗北を期し、活動拠点を失うこととなった。
また、ルークはダース・ベイダーとの戦いで腕を失い、ハン・ソロはカーボン冷凍されジャバ・ザ・ハットの元へ送られる反乱軍の敗北と正義の危機がこれでもかと描かれた(「エピソードⅤ 帝国の逆襲」)。

帝国は再びバトルステーションとして第2デス・スターの建造を進め、銀河の支配を磐石なものにしようと考えた。
反乱同盟軍は残る力を結集し、この破壊を試みる。これが"エンドアの戦い"です。
しかし、それは新たなパダワンとしてルーク・スカイウォーカーを手に入れ、同時に反乱同盟軍を壊滅せんとする銀河皇帝の狡猾な罠だった。
反乱軍は圧倒的不利の中、エンドアの住民イウォーク族などの助けを借り、デス・スターのシールドの破壊に成功。また、ルークは父ダース・ベイダーの手を借り銀河皇帝ことダース・シディアスを倒すことが叶い、エンドアの戦いは辛くも勝利することができました。これを描いたのが「エピソードVI ジェダイの帰還(公開時は"ジェダイの復讐"ね)」でした。
まさに大団円。
これで銀河には平和が訪れた……はず?

それでは、そろそろ次の惑星へと向かいましょう。





今度は辺境の惑星ジャクーにやって来ましたよ。

④【シークエル・トリロジー】
"エンドアの戦い"並びに"ジャクーの戦い"から30年。再び銀河は混乱の中にあった。

"ジャクーの戦い"の後、ジェダイの騎士であるルークが不在になった隙に銀河帝国の残党は、"ファースト・オーダー"として力を蓄え、最高指導者スノークの元、再び銀河を支配すべく行動を始めた。しかし、それ自体もさらなる黒幕がいることが明らかに……。
それに対し、新共和国の中からレイア・オーガナを将軍とするレジスタンスが組織され、ファースト・オーダーと対抗すべく活動していた。
そして、その鍵を握るとされたのが、消息を絶ったルーク・スカイウォーカーの存在だった。

シークエルでは、新たな仲間も。
ジャクーでゴミ漁りをしていたレイ。
ファースト・オーダーから逃げ出したストームトルーパーのフィン。
レジスタンスのエースパイロット、ポー・ダメロン。

また、ファースト・オーダーでは、最高指導者スノークの元、かつてのダース・ベイダーを祖父に持ち、レイアとハン・ソロの息子であるベン・ソロが、カイロ・レンと名乗り、レン騎士団らを率いていた。

ファースト・オーダーの本拠地スター・キラー基地には、かつてのデス・スターを凌ぐ破壊力を持つ巨大兵器が築かれ、そのビームは複数の星を一度に破壊できるほどに強力だった。
レジスタンスは、そのスター・キラー基地を破壊すべく無謀な作戦を立て、向かっていくのです(「エピソードⅦ フォースの覚醒」)。


辛うじてスター・キラー基地の破壊に成功したレジスタンスでしたが、ファースト・オーダーとの組織力の差は如何ともし難く、ジリ貧の状態。
ファースト・オーダーはレジスタンスの秘密基地が惑星ディガーにあることを突き止め、急襲します。そのため、レジスタンスは星から脱出することに。
この展開も惑星ホスから逃げる「帝国の逆襲」と同じよね。
そこからの逃亡劇に、少し新味がありましたが。

燃料も尽きる中、辿り着いたのが、かつて基地があった石の惑星クレイト。果たして、レジスタンスはそこから無事に逃れることができるのか?(「エピソードⅧ 最後のジェダイ」)。


さて、このシークエルの問題は、その展開があまりにもオリジナル・トリロジーに似ているということでしょうね。僕はそこも含めて好きでしたが(ˆωˆ )フフフ…

銀河に平和がもたらされたはずだったのに、いつの間にか残党組織のファースト・オーダーが力をつけ、逆にレジスタンスはあまりにも脆弱。
どうしてそうなった?と思うのも当然。
そこは、それほどに今回の計画を進めた黒幕が周到だったと考えるべきかな?

その続きについては、最後に語ります。





さぁ、"エンドアの戦い"で有名な惑星エンドアにやって来ましたよ。イウォーク族は元気かな?

⑤【スカイウォーカー・サーガ】
何度か書いていますが、僕の中で正史と呼ばれるスター・ウォーズ・シリーズは、スカイウォーカーの物語なんです。
プリクエルがアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなりフォースの暗黒面へと堕ちていくストーリー。
オリジナル・トリロジーはアナキンの息子であるルーク・スカイウォーカーがジェダイとなり、父であるダース・ベイダーを再びアナキン・スカイウォーカーへと戻していくストーリーです。

「スター・ウォーズ」は銀河戦争であると同時に、スカイウォーカー家の物語なんです。
だからこそ、シークエル・トリロジーはスカイウォーカー家を描くものでなければ。どんな話になってもいいけれども、ここはぶれないで欲しい。それだけが僕の思いでした。

カイロ・レンことベン・ソロは、レイア・オーガナとハン・ソロの息子ですが、レイアはルークの双子の妹であり、アナキンとパドメの娘ですから、ベンもスカイウォーカー家の人間です。
そこにレイがどう絡むのか、そこが問題でした。

だから、「最後のジェダイ」で語られたレイの両親が何者でもない、というのは、僕の中では保留案件でした。それは、カイロ・レンとの関わり次第かな?と。
同時に「最後のジェダイ」の評価も保留。
彼女がスカイウォーカー家の隠し子など、ちょっと安直な考えはないですが……。韓国ドラマじゃあるまいしね。

今回、副題が「スカイウォーカーの夜明け」となったと聞いて、僕はやっぱりJ・J・エイブラムスは分かってるなぁと感じましたよ。話がスカイウォーカー家に戻ってきましたからね。それでこそ、スカイウォーカー・サーガです。

さて、次の惑星へと向かう時間です。





ここは、なんと、惑星ダゴバでしょうか?
ヨーダの隠遁生活していた場所。
ルークの修行場所ですね。
お茶目なヨーダを見たいなら、こちらです。

⑥【フォースとは】
フォースは銀河の万物にあまねく存在するエネルギー。
ジェダイの騎士やシスらは、その力を用いて超常的なことまで行うことができる。

意識せずに周りに存在するフォースを感じることもあり、ちょっとした勘の良い人は、これを感じていると言われる。
フォースに優れた人は、未来を予知することもある。

フォースを空間認識に役立てることもでき、目で見ることが出来なくとも、感じることでその存在を発見したり、乗り物を操縦する際に、その能力を発揮し、コンピューターの支援なしに攻撃が可能だったりする。

テレキネシスのように物を動かしたり、自ら空中に浮いたりすることもできる。また、ブラスターの弾を弾いたり、物理的攻撃を防ぐことも可能。
レイアのあれはやり過ぎにも思うけど、物を引っ張るなら近づくことも可能なわけで、可能とも思うから参っちゃう。何でもありは困るけど( ¯−¯ )フッ
シスはさらにこの技を使い、直接触らなくとも首を絞めたり(フォース・チョーク)、相手を捕縛したりが可能よね。ダース・ベイダーが得意でした。

相手の心を読み取ったり、操ったりすることも可能で、トルーパーなどの弱い心の持ち主であれば、手のひらを動かしながら言葉を伝えると、相手はその通りに動く。オビ=ワン・ケノービもよく用いた。
また、自分の考えを相手に届けるテレパシー能力で互いに会話も可能である(フォース・チャット)。レイとカイロ・レンは繋がりが出来たからか、結び付きが強すぎでしたね。

自らのライフ・フォースを用いて、他者の傷を癒したりすることが可能。フォース・ヒールと呼ばれる。レイが得意な技。
ただし、それは同時に自分のフォースの消耗を招き、場合によっては命を失う。
死者の蘇生はシスのみの技と言われている。

ジェダイにとって、死とはフォースとの結合であり、肉体は消滅しても、そのフォースは消えないとされる。
それゆえ、死してなお、その霊体は残り、会話したりが可能。ただし、誰もができるわけではなく、ジェダイではリビング・フォースに長けたクワイ=ガン・ジンのみが習得し、それを後にヨーダやオビ=ワン・ケノービに伝えた。さらに、ルークはオビ=ワン・ケノービやヨーダから学んだものである。

そこからルークはより修行を積んで、生きた状態で思念体として時空を超えることも可能となってい(らしい)。ここまで来るとオカルトかも(笑)
「最後のジェダイ」が評判悪いの、この辺でしょ?

ってことで、次の惑星に行きましょう!





おーっ、この赤く燃える星は、ムスタファー

⑦【ジョン・ウィリアムズ】
「スター・ウォーズ」と言えば、ジョン・ウィリアムズの音楽です。あのファンファーレから始まるものこそがスター・ウォーズ。そして、同時に、あの曲さえ流れれば、パブロフの犬のようにしっぽ振ってしまいますワンッ🐶🐾
だから、「ローグ・ワン」も「ハン・ソロ」も大好きなんだけど、どこまでもスピンオフ作品。

「メイン・テーマ」や、有名な「帝国のマーチ」はもちろん好きだけど、個人的に一番好きなのはプリクエル・シリーズでの戦闘場面で使われた「運命の戦い」です( •̀ω•́ )و✧
今作でもちょっと使って欲しかった。
でも、エンドロールのジョン・ウィリアムズの音楽だけで、評価も上がっちゃったね!スコア増し増し(笑)

さあ、辿る星もあと二つ。





この氷の星は惑星ホスですね。

⑧【選ばれし者】
スターウォーズのテーマのひとつが、「フォースにバランスをもたらす者」だと思います。
元々はエピソードⅠで、アナキンを見たクワイ=ガン・ジンが、この子こそ「フォースにバランスをもたらす」予言の子だと言って、ジェダイとして育てようとします。
一方、ヨーダや他の評議員は不安を抱きます。でも、この未来がどうなるかはヨーダでも予見できなかったということですね。

結局はヨーダらの心配通り暗黒面に陥り、ダース・ベイダーとなる訳ですから、バランスをもたらすどころか!という話です。

じゃあ、アナキンを育てなければ?
それでは、きっとダース・シディアスらの目論見を将来的にも防ぐことが出来ず、未来永劫、暗黒面に支配されたのではと思うんです。

で、オリジナル・トリロジーでは、皇帝に殺されそうになっていたルークを救うべく、皇帝を裏切り、ダース・ベイダーから父親のアナキン・スカイウォーカーに戻ることで、フォースのバランスが戻ったと理解されるところもある。
しかし、実際は銀河には平和が戻らなかったわけで、それはどう考えるの?となる。
今回の「スカイウォーカーの夜明け」が実に良かったと僕が思うのはこの部分です。

アナキンは正義のジェダイ、すなわちライトサイドから生まれてダークサイドへ堕ちるわけです。
そのため、最初のバランスをもたらす予言は成就しなかったと言えます。
そして、レイアとハン・ソロの子、ベン・ソロも同様にライトサイドから生まれてダークサイドへ堕ちます。歴史が繰り返していますね。これにより、前回叶わなかった予言にもう一度チャンスがくるわけです。

パルパティーンはシスの暗黒卿、ダース・シディアスとして君臨するわけですが、その家系から生まれてくる存在。そう、ダークサイドから生まれてきたのがレイなんですね。

このねじれが重要。
ライトサイドから生まれたカイロ・レン。
ダークサイドから生まれたレイ。
この2人の邂逅こそがフォースにバランスをもたらす鍵でした。
それは「フォースの覚醒」から、何となく分かっていたことだけど、レイの出生の秘密が明らかになって初めて説得力を持つものでもありました。

ダークサイドに堕ちかけたレイ。
ライトサイドに戻り損ねたカイロ・レン。

それがようやく今作で達成出来たんです。
レイはダークサイドには堕ちず。
カイロ・レンはベン・ソロとして戻る。
それこそがフォースのバランス。
最後にレイの持つセイバーが青でも緑でも、もちろん赤でもなかったのは、このバランスを手に入れた故だと僕は解釈しましたよ。

ラストはそうなるだろうと思っていました。
成るべくして成ったので、僕は文句なしです。





最後にやってきたのは、惑星タトゥイーン。
やはり、最後はここに戻ってくるんです。

⑨【さて、映画です】
ここからは「スカイウォーカーの夜明け」感想です。

サプライズもあったけど、大枠では予想通りの展開でした。
つまり、王道。
でも、それがいいんだよね~。
「最後のジェダイ」は新しいことをしようとしすぎて、ちょっと邪道になってたもんね。嫁が初めて観て、「えっ、これで終わり?」って感想もらしてたけど、それも当然。
スピンオフは何してもいいけど、正編は王道でお願いしたいもんね。
だから、今作は大満足。
観たいものが観られました( •̀ω•́ )و✧


スターウォーズとは"愛と絆の物語"なんです。

まずは、縦の愛
父と息子の愛
師と弟子の愛
親子の愛
それが一貫して流れている

それと同時に、横の愛
アナキンとパドメ
レイアとハン・ソロ
そして、カイロ・レンとレイ
愛こそがバランスをもたらすんです!

愛の力の重要さこそがフォースの肝であり、スターウォーズの要だと思います。
愛ゆえにダークサイドにも堕ちるけれど、愛こそが救い出してもくれるのですから。そのバランスこそが重要だったんです。だから、今作のラストはマル!

そして、絆の物語。
ランド・カルリシアンが劇中で言っていましたが、どうしてあの強大な帝国に勝利できたかと言うと、それは絆の力なんだ、と。

プリクエルではアナキンをライトサイドに留めておく絆が薄かった。

しかし、オリジナル・トリロジーでは、ルーク、レイア、ハン・ソロ。そして、C-3POやR2-D2、他の反乱軍の仲間たち。その絆、信頼ゆえに勝てました。

そして、シークエルでは、レイ、フィン、ポー・ダメロンを初め、BB-8らレジスタンスの仲間たち。
その信頼が勝ったから勝てたんですよね。

もう、レジスタンスの救援シーンや、今作のランド登場のシーンなど、萌えポイントがいっぱい。
何度もじわっときました( ˘ ˘ )ウンウン
このへんも、もっと語りたかったなぁ(笑)




長々語ってしまいました。
書くのに2日、かかりました(笑)
でも、そのくらい、僕は満足。
今週末は遠征して、IMAXでも観ようと思います。
4DXも良かったなぁ。
スターウォーズと4DXの相性は抜群ですからね!
あと何回見に行こうかな?ヘヘッ(´∇`)


IMAXレーザーで観てきました~\(^o^)/
凄いわ。
素晴らしい映像体験というか、音響体験?
改めて音が凄いということを感じてきました。
4DXでも観てるんですが、やはり、敵いません。
シートは揺れないけど、ズンズンきますもんね。
映像迫力、音響迫力共に抜群!
満点に加点は出来ませんが、僕の中では満点超えました(笑)
いいもん観たわ~(ˆωˆ )フフフ…
そして、この日はレイア姫ことキャリー・フィッシャーの命日でしたので、そんな日に観られたことは、まさにフォースの導きでした( •̀ω•́ )و✧


新年1本目、やっぱりスターウォーズということで観てきました。今日は嫁も一緒です。
嫁も大感動で、帰宅してすぐ、「フォースの覚醒」から見直してます(笑)



2019年 12月20日(金) シネプレックス旭川
公開初日初回 2D字幕版にて初回鑑賞
同日 4DX3D吹替版にて2回目鑑賞
2019年12月27日 ユナイテッド・シネマ札幌遠征
IMAXレーザー3D字幕版にて3回目鑑賞
2020年 1月4日(土) シネプレックス旭川
新年1本目 2D吹替版にて4回目鑑賞、嫁同伴
2020年2月1日(土) シネプレックス旭川
4DX3D吹替版 フォース・エディション 5回目