NYメッツの新球場「シティ・フィールド」のまわりには、自動車部品のジャンクヤードがひろが っている。移民たちの陽気な歌声とバーベキューの煙。グレーな仕事で稼ぐカップル、友人たちに 毎日小銭をせがんで生活する老女。再開発のため、やがて消えゆく街でたくましく生きる愛すべき人々に、豊かな暮らしのヒントを貰う。
巨匠F・ワイズマン監督、記念すべき40本目の作品。施設、団体、制度などを題材としてきた監督が今回対象としたのは、ニューヨークのクイーンズ区にあるジャクソン・ハイツ地区である。同地区は人種の…
>>続きを読む1961 に出版された「アメリカ大都市の死と生」は、近代都市計画への痛烈な批判とまったく新しい都市論を展開し、世界に大きな衝撃を与えた。今や都市論のバイブルとなったこの本の著者は、NY の…
>>続きを読むコロナ禍で人知れず閉鎖が決まった大学キャンパス。かつてそこを遊び場としたやつらがいた。スケートボードの車輪は移ろいゆく季節と、去りゆく時間を巻き込みながら回り続ける。それは彼らの“遊び”で…
>>続きを読む(c)Verena Paravel and J.P. Sniadecki