そして光ありきの作品情報・感想・評価・動画配信

そして光ありき1989年製作の映画)

Et la lumière fut

上映日:2023年03月01日

製作国・地域:

上映時間:105分

4.0

『そして光ありき』に投稿された感想・評価

ENDO
4.2

土着的な営みにおける聖性が引き剥がされていく過程が、結婚の際に植えられた記念樹の生長と共に不可逆的に語られて泣ける。冒頭、呪術で首も繋がるし、霊験あらたかな彫像に祈れば100%雨乞いは成功する。10…

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“違和感と本能の同居”
積み上げて来た富を、破壊される前に。突如として現れる、”首のない人間とその首”。天道の光が照らす中、垂れ下がった乳を揺らしながら女たちは必死にくっ付けようとしている。すると息…

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あー
-

昔ながらの生活をするセネガルの部族に入り込んだ「文明」がもたらす格差と競争
イオセリアーニ特有の俯瞰してるかのような撮り方はなんなんだ…心地いいと感じない心地よさみたいなものがあるし、寓話として実際…

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この監督のドキュメンタリーぽくもありファンタジーぽくもあるこの感じたまらん。
5.0

セネガルの少数民族のドキュメンタリーかと思いきやいきなり首なしとあるしでマジカル。押し寄せる文明と失われる故郷。この土地に呪いあれプッッッ!
ロバと共に嫁を探す男の少しずつ装備増やされてゆくのとか、…

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otom
5.0

冒頭の生首蘇生でフィクションとしながらも、近代化への思うところあるイオセリアーニの作風もここまで来たって感じ。多声楽ほかの音効果も極まってる。迫り来る伐採に象徴される文明で、アメちゃんやら漫画で原住…

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ファンタジーとリアルを行き来する寓話的な物語

必要最低限の字幕しかないことでこちらの想像力をフルに使わされる。
とある架空の村とその文化。現代社会の問題(森林伐採)。その二つのフィクションとノンフ…

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ひば
4.4

NHKで10年ぶりに"イゾラド"特集をするというので予習の感覚で見た。未知の文明による侵食というべきか浸透というべきか…流血を伴う民族浄化とも言い難いのは合意や妥協とみなす過程があるからかな。内と外…

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ドキュメンタリーのようでめちゃくちゃ脚本ありそうだし演出も丁寧にやってそう。首を繋げると生き返る儀式から始まり雨を降らしたり風を吹かせたり魔法がさらっと描かれる。セックスして家が揺れるアニメみたいな…

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露骨
-

ドキュメンタリー性に正反対のようなフィクション性が塗り込まれることの毅然とした態度。生首ってちゃんと生首として認識しないと画面内にあっても意外と気付かないものなんだな。ナタを投げて木に刺したり、「ア…

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