彼女と彼の作品情報・感想・評価

彼女と彼1963年製作の映画)

製作国:

上映時間:114分

3.8

『彼女と彼』に投稿された感想・評価

3.8
198件のレビュー

「女の優れたの」というのはこういうことを言うのかと左幸子を見るといつも思っちゃう。「おねがーい……セーター取って」のせりふまわしには中でも戦慄すらした。それに比べて人に偉そうに言うくせにほんとに蜷川…

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21世紀K

21世紀Kの感想・評価

3.8

隣人の気配が全くしない団地。主婦は人との繋がりを求め、コンクリ壁の外へ居場所を見つけようとする。しかし壁は分厚く、部落の住民との階級差、子どもたちの得体のしれない無邪気な視線を前にかえって疎外が強ま…

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k

kの感想・評価

-
風船を持って階段を上がる場面が良い。
夫婦喧嘩の場面で誕生日の歌が流れるのが異様だった。
RIO

RIOの感想・評価

3.6

この彼女の透明感に期待してたので始まってからちょっとアラッとなったけど モノクロー✨

とても考えさせる物語だった
人助けとか見て見ぬふりが出来ないとか
献身性 ある種の道徳心の扱い方

当然のこと…

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brian

brianの感想・評価

3.9

新しい団地に住む中流階級の人たちと古い掘立て小屋に住む貧しい人たちの構図をカメラは容赦なく映す。
戦後数十年が経って日本が高度経済成長期の真っ只中にあったと言われる昭和のある時代の物語。しかし、現実…

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miku

mikuの感想・評価

-

不穏な空気が流れ続ける。火事を見に行きたがったり、なんでもかんでも首突っ込みたがるおばさんって下品で大嫌い。昭和の世界ではこれが普通だったのだろうか。彼女の行動の真意がわからなくて、見ていて苦痛だっ…

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羽仁進の団地映画。
ATGの中でも比較的観やすい内容で、やっぱりこれもドキュメンタリー手法が用いられた作劇ということで不思議な魅力がある。
ay

ayの感想・評価

3.5

東京五輪前年、戦後が濃かった東京郊外の百合ヶ丘第一団地という舞台設定がよかった。当時のホワイトカラー層のモダンな生活とジェントリフィケーションの記録。

芸術的な構図、よく動く長野重一の撮影。
溌剌…

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人に寄り添えない現実と断絶。サザエさんが現実社会に現れて動き回ったらどうなるか? まるでウルトラQの一本のような悪夢世界。巷に溢れる些細な衝突は脈々と継がれる毒なり。
何だかなあ。
何なんだろう。
公開当時、評論家の先生は高く評価していたようですが。
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