超人ホルスマン・ビギニング。
キスマイの玉森くんが吹き替えを担当したことで一部映画ファンからは非難轟々だったファンタジーアクション。古代エジプトが舞台…とはいっても史実はほぼ無視されてますので、エジプトについて詳しくなくても無問題。っていうか普通に人間と神が共存している謎世界です。
今回は話題の吹き替え版で観たんですが…主演の玉森くん、悪くなかったです。チャラいコソ泥の役がよく似合ってました。というか、厳密に言うともう1人の主役であるホルス神に色々と食われているので印象薄いです。(笑)吹き替え的にキツかったのはむしろヒロイン役の永野芽郁ちゃん。キャラクターと声質が全くマッチしていないのでかなり辛かったです。
一方、脇を固めるのはベテラン声優陣。中村悠一、小山力也、沢城みゆき、中井和哉、山路和弘、大塚芳忠…と錚々たる顔ぶれです。声優ファンは必見の作品ではないでしょうか？
肝心の映画はアレックス・プロヤス監督の堅実な演出が楽しいアクション快作でした。ホルス神がとにかくカッコいい！続編があるならホルス神を主役にしてひたすらアクションしてほしいです。
…本国ではコケたので無理でしょうが。
