いや〜(@_@)これはかなりの大問題作です。
邦画でここまで強烈な印象を残す作品もなかなかないでしょう。
前半は、男女の惚れた腫れたのコメディチックなストーリーが展開されます。ムロツヨシ演じるペンキ職人があるカフェの女性に恋し、濱田岳演じる同僚に相談しているとこに、V6森田剛演じる同級生がその女性にストーカー疑惑がかけられる。
そして、後半。この後半に入るところが凄い。
まさにスイッチが入るとはこういうこと。ネタバレは出来ませんが、ゾッとすします。そこからラストまでは、日本映画史上、類稀なる恐ろしいストーリーが展開されます。
ラストは非常に切ない。ストーカー、いじめ、怨み、さまざまな負のキーワード。これらの負のスパイラルを繋いだ社会派問題作としても提起されてるんじゃないでしょうか。
とにかく主演のV6森田剛の演技は必見。アイドルグループで活躍していた彼のイメージは一気に覆ります。濱田岳とムロツヨシも抜群の存在感。
凄まじい衝撃作ですが、秀作スリラーです。オススメです。