ミア

ラ・ラ・ランドのミアのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
3.8
宣伝を観る限りではあまり感じなかったが、改めて観ると主役2人の設定はなかなか痛い。
女優志望とミュージシャン志望。
それだけ聞くとただの地雷でしかない。

この映画は、ただ夢を観ることの素晴らしさを伝えているのではなく、それは客観的に観れば痛いし上手くいかないことのほうが多いけど、それでも諦めきれなくて追いかけてしまう夢ってあるよねということを伝えているように思えた。

チキン・スティックじゃなくてセブズにする、とか、夢を諦めないよう背中を押してくれたイケメンじゃなくておじさんだけど優しくて包容力のある金持ちと結婚する、とか
人生って全部が全部上手く行くわけじゃないけど、それでも追いかけ続ければ何かしらは手に入るかもしれない。
そんなほろ苦い映画だった。
ミア

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