mimitakoyaki

知らない、ふたりのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

知らない、ふたり(2016年製作の映画)
4.1
今泉監督の作品は見たことないし、ホンサンスも見たことないし、韓流アイドルと聞いても、あたしにとってはバラエティ「1泊2日」のおじさん方くらいのもんで、K-POPとか全く分からんのですが、片想いをする人たちの群像劇であるこの作品、とても好きだし楽しめました。

韓国人の男の子がみなイケメンで麗しいのですが、はじめ髪の白いレオン以外の2人は背格好や髪型が似てるので見分けがつかず、若干混乱しました。
彼ら、作品の公式サイト見たら1995年生まれて書いてあって、息子と同じ歳やんか…とうつつを抜かしそうになった自分を我に返しつつ、今作、女性陣もとても魅力的でした。

韓英恵は「誰も知らない」では少女だったのに、安藤美姫をシュッとさせて常盤貴子を混ぜたような感じでとても綺麗だったし、木南晴夏は、そんな美人とは思わないけど、見せる表情から感情がすごく伝わってきて、長回しで彼女の表情だけをずっと正面からとらえてるシーンは印象に残り、良い役者だと思いました。
それに日本語教室の先生の役なんですが、ハングルがとっても流暢で驚いたし、何よりも彼女が話すハングルの語感がなんとも言えず心地良くて聴き惚れました。

靴屋と日本語教室に通う韓国人と先生とその彼との間での片想いの話で、自分の好きな人には別の好きな人がいるって切ないんだけど、みんながみんな割とすんなりと相手の幸せを願って、あなたの好きな人とうまくいくといいですね、みたいなもの分かりの良さを発揮してるんですよね。

そこは、あたしならきっと、悲しさと悔しさとやり場のない嫉妬みたいなんで心がぐちゃぐちゃしてしまって、そんなにすぐに受け入れられない気がするんですけどね、そこはこの作品ではドロドロせずにライトな感じで描かれてるので、まあ楽に軽い感じで見れて、それはそれで作品の魅力でもあると思いました。

また、純喫茶みたいな雰囲気の靴屋やファッションも良くて、特にレオンの白衣はあたしの萌えポイントでありました。

そんなに内面の深いところを突いてくるような話でもないし、現実味もないんですが、雰囲気とイケメン鑑賞を楽しみ、恋っていいね、若いって素敵だね、と思える作品でした。

今泉監督、写真で見てちょっとびっくりしましたが、他の作品も見てみたくなりました。

3