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暗殺教室 卒業編のMaUのレビュー・感想・評価

暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)
3.0
渚やカルマ、茅野に限らず、生徒達は前編より確実に成長していた。対立や実験やラストの教室のくだり、成長譚好きの私にはツボ。過去編。死神には心の温かさはなくて、監禁されてもなお脱出を準備し、パワーアップする自分を武器にしようとさえ考える人。そんな死神はあぐりに出会って色々な話をする中で、ある種計算外に動いた心があった。それがなければ殺せんせーは生まれなかったし、信念もなかっただろう。その心情の中で私には2つのセリフが刺さった。その1つは「内緒ですよ...」。ここで生まれたあぐりとの関係性が殺せんせーの今につながり、渚たちの卒業へとつながる。原作者監修の脚本は詰め込みながらもよかった。ラストシーンの渚と殺せんせーのやりとりに号泣。
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