たけちゃん

ヴァレリアン 千の惑星の救世主のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
測れるような愛は貧しい愛だ!


監督、脚本リュック・ベッソン 2017年製作
主演デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、3月18日はリュック・ベッソン監督の誕生日なんですよ~。
この方、評価の難しい人ですよね~。
当たり外れが大きくて(笑)
なので、この映画の評価もバラバラね~(‐ω‐;)


【リュック・ベッソン監督】
1959年3月18日生まれの60歳、フランスはパリの生まれです。
やっぱり「ニキータ」「レオン」の初期作品の評価が高いですよね~。僕もです( ˘ ˘ )ウンウン
でも、「フィフス・エレメント」や「ジャンヌ・ダルク」も嫌いじゃないんだよなぁ(*´﹀`*)フフッ♪

有名な「TAXi」や「トランスポーター」のシリーズは脚本と製作で、監督はしていないんですよね〜。「96時間」も脚本を書いている。意外と優秀な脚本家( ˘ ˘ )ウンウン
でも、監督作じゃないのに、どれもリュック・ベッソンの名前でアピールされてますなぁ( ¯−¯ )フッ


で、今作は正真正銘、脚本、監督作。
その僕の評価は……?




めっちゃ面白かった~\(^o^)/
やっぱり劇場で観れば良かったなぁ。
やるじゃんリュック・ベッソン。
迷ったんだよねぇ。
最寄りでやってなかったんで観れんかった……。

今までに見たことのない映像。
そして、SFとして素晴らしい想像力。
これでもSF映画は結構観てますから、見たことあるなぁと思うものもあるけど、それ以上に、はぁ、新しい!って感じる映像が次々と出てくる。
ほとんどCGだけど、そこはSFだからねぇ……ユルシテ
これ3Dで観たら凄かったんだろうなぁ……って映像、てんこ盛りでした(*´﹀`*)フフッ♪


原作はフランスのコミックですか?
なかなかに面白いね( ˘ ˘ )ウンウン
原作を知らないので、どの程度リュック・ベッソンのアイデアなのかは分からないけど、飽きずに最後まで観られました(^-^)



わ~\(^o^)/
オープニング、デヴィッド・ボウイ( •̀ω•́ )و✧
もう、これだけで大好き決定( ˘ ˘ )ウンウン
詳しくは音ネタ💩ウンチクンで(^-^)


宇宙に飛び出し、宇宙ステーションを建造した人類は、その規模をどんどん拡大。次第にその宇宙ステーションは地球の引力に影響を与える程に。そのため、宇宙ステーションを放棄し、宇宙に解き放す決定を←マジカヨッテオモッタケド

お話はその400年後
千の国を持つようになったアルファ・ステーションでの出来事です……。



パール人はちょっとアバター入ってるなぁ(笑)
でも、素晴らしいよね。体が真珠なんだよ!
彼らの住む惑星ミュールは、まさに楽園でしたね。
原始的に見えて、すごく知性が高い。
あと、あのミニ・アンギラスのような「変換器」と呼ばれる生き物も面白かった。ほんと、アイデアの泉ね。


主人公ヴァレリアンの体が小さいってコメントも見たけど、未来の宇宙って、そんなに肉体的なトレーニングもいらなくなるかもしれないよね。だから、それって、地上の価値観に縛られすぎだと思うよ( ˘ ˘ )ウンウン


最初に侵入するビッグ・マーケットとかの発想も凄いよなぁ。VRで買い物に行くんだね。
仕組みを理解するのに時間がかかった(笑)


あの針みたいなのを撃ち込んで、操る銃とかすごい。「HUNTER × HUNTER」に出てくる操作系の能力者イルミの念能力のようだわ(笑)


あ~、楽しい😊
なんか、色々と語りたくなるよね。
この手の作品は、そんな想像された世界を堪能するところもお楽しみです。想像の翼が広がるよねぇ(^-^)


今作のキャストもなかなかのメンバー。

ヴァレリアン役はデイン・デハーンくん。
くんって言ったけど、もう、30代なんだね~。
ちょっと驚いちゃった!
すごい童顔だなぁ……。
「アメスパ」でハリー役だったんだよね。
忘れちゃったから、今度観よう( ˘ ˘ )ウンウン
この前、メタリカのライブ映画で見ましたね。
今作では、エージェントとして全然優秀に見えないんだけど優秀だった(笑)。未来のエージェントだから、きっと必要な能力が違うんだろうね。


相棒のローレリーヌ役はカーラ・デルヴィーニュ
わ~、全然知らなかった!
この子「スーサイド・スクワッド」のエンチャントレスやってた子なのか!
でも、今作はなんか可愛かったなぁ( ˘ ˘ )ウンウン
ちょっと眉毛に、ん?ってなるけど( ¯−¯ )フッ
水着とか多くて、サービス満点ね(笑)
音ネタでも触れるけど、モデルに歌に俳優って、すごいタレントに溢れてるよね(^-^)



大臣役って、まさかのハービー・ハンコック?
信じられなくて、何度も確かめたよ( °o° )
何してんの?って、感じよね!(笑)
一応書いておくけど、この人、とんでもなく偉大なジャズピアニストなのよ!


そして、イーサン・ホーク
天国横丁の怪しい客引きジョリー
でも、この感じ、GotGのコレクターにも似てるかなぁ。違うか?でも、なんか既視感が……(笑)


極めつけはリアーナ!
彼女のことも音ネタで触れますね(*´﹀`*)フフッ♪



ってことで
ここから、音ネタ💩ウンチクンですよ\(^o^)/

オープニング
デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」
これは1969年に発表されたデヴィッド・ボウイのセカンドアルバムの表題曲。
1969年って、アポロ11号が月面着陸を果たした年で、この曲はその時にイメージソングとしてかけられたそうです。
でも、その内容は架空の宇宙飛行士トム少佐が己の無力さを知り、宇宙空間を漂っていく科学批判の歌になっていますよ。


「ステイン・アライブ」が流れる天国横丁
演奏はワイクリフ・ジョン←昔はジーンだったぞ
「ステイン・アライブ」は知る人ぞ知るビージーズの大ヒット曲。もちろん「サタデー・ナイト・フィーバー」で使われたあの曲、「レディ・プレイヤー1」でも使われましたね。
今回は1997年に発表したワイクリフ・ジョンのバージョン。
ワイクリフ・ジーンは、あっ、ジーンって言っちゃった(笑)。まぁ、いいや、彼はハイチ出身のミュージシャン、ラッパーで、ローリン・ヒルらと組んでいたフージーズのリーダーでもありました。
この曲も原曲のノリの良さはそのままに、かなりかっこいいラップナンバーになっていましたね。


さらに、ボブ・マーリーの「Jamming」
ボブ・マーリーも説明が要らないジャマイカ出身のレゲエミュージシャン。
この「Jamming」は1977年に発表されたアルバム「エクソダス」の1曲。シングルカットされてヒットしました。


あと、リアーナが演じるバブルは良かったなぁ。
リアーナの踊りがほんと、素晴らしい( ˘ ˘ )ウンウン
もう、ポールダンスがサイコー。
リアーナの七変化を観られたのは、ラッキー!
ただ、吹き替えをゆりあんにするのはヤメテェェェ

リアーナは2005年にデビューしたんですが、2007年に出したサードアルバム「グッド・ガール・ゴーン・バッド」が大ヒットして知ったんですよね~。これ、素晴らしいアルバムなの( ˘ ˘ )ウンウン
で、その後、彼氏のクリス・ブラウンにDVを受けて破局。その後に出した「Rated R」が物議を醸しましたよ。
映画の出演も多いので、知ってる方も多いかな?


エンドロールで流れるのは、ファレル・ウィリアムスがプロデュースした「I Feel Everything」。実は、カーラ・デルヴィーニュ本人が歌ってます。
彼女、モデルもしながら歌手でもある。
多才だなぁ。これ、ファレルのプロデュースなので、曲も間違いなし!大好きでした!



ということで、個人的にはかなり楽しめましたよ。
リュック・ベッソン監督の父に捧げられた本作。
素晴らしい作品でした( ˘ ˘ )ウンウン
リュック・ベッソン監督、誕生日おめでとう👏🏻🎉✨