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キル・ビル Vol.1のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.6
【一言で言うと】
「黄色の白装束を着た女」

[あらすじ]
ひとりの女が長い昏睡状態から奇跡的に目覚める。女の名は“ザ・ブライド”。かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われたエージェント。5年前、彼女は自分の結婚式の真っ只中に、かつてのボス“ビル”の襲撃に遭い、愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて死の淵をさまよった。いま、目覚めた彼女の頭の中はビルに対する激しい怒りに満たされていた。復讐の鬼と化したザ・ブライドは、自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった...。

そういやまだ観たこと無かったタラちゃんの今作。

いや〜完全にやりたい放題でしたね😅
でもそんなやりたい放題の中にあるタラちゃんの日本への愛というのがビシバシと伝わってきました!!
でもまぁ日本人の自分からしたら観ていて違和感の満載なんですけどね(^_^;)
少なくとも、日本にあんな和風ディスコみたいな店はないと思います😓

ただね...世界観がメチャクチャややこしい(^◇^;)
一見どこか西部劇テイストな感じがしますが、そこに日本のテイストを詰め込んだり、はたまた時代劇のテイストも詰め込んだりと...少しまとまりが無かったのが気になりましたね🤔

それにいい意味でBGMがダサい(^^;;
終盤のあのオーレン・イシイとの殺陣のシーンにサンバ風のBGMって...あんな真剣な場面にあんなBGMつけたら日本側の方から怒られちゃいますよ!!タラちゃん!!

しかし、タラちゃんお得意のあの会話劇が今回ではあまり活かされてなかったのが少し残念ですね😫
それにいくら日本好きとはいえ...いくらなんでも自分の趣向しか詰め込んでないのもなんか人を選ぶな〜って思いました。

まぁでも今作でタランティーノの名前を日本に浸透した作品だけありますからね〜🤔
自分もタラちゃんの存在を知ったのも今作からですから...そう思えば色々と影響力が強い作品だなって思いますね。

とにかくタラちゃんの愛が沢山詰まった映画でした!!
ていうか、これ前編なんですね(^◇^;)
ずっとこれ一本かと思ってたので、今は『キル・ビル』全体としての評価はできませんが、とにかくこれを作ってるタラちゃんの楽しそうな顔が浮かんできました😁

それに栗山千明や千葉真一はもちろん、チョイ役に北村一輝や田中要次など、日本人キャストが出てたのもかなりリスペクトを感じましたし、まぁ評価がよろしくなくとも結果オーライなんでしょう!!

とにかく個人的には楽しめました!
続編もまぁ時間があったら観てみたいです😅