恥と外聞

この世界の片隅にの恥と外聞のレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.0
現実は常にサディスティックだし僕らははいつだって深刻になれない。

どうして兵士でもない市井の人々が「戦争だけはいけない」と言えるのか、当たり前のこととはいえ本当にわかっていなかった己の慢心が炙り出される。

日本映画が一番強みを出せるスケール感がやっぱりこの辺りかなと思っている。真に残さるるべき邦画の一。