ごめんなさい。今回はいつも以上にわかりにくいです。自分のフィーリングだけ、を書きます。
公開前から非常に評価が高かった作品。しかし、前半はあまりノレなかった。「いい映画だと思うけど、言われてるほどではないかなー。期待値が高すぎたかな」というのが前半までの正直な感想、だけどヒッチハイカーの向井(松阪桃李)が登場したあたりからエンディングまでの展開は感動しまくりでした。
なぜそう感じたか考えてみたんだけど、観てるうちにわりとありがちな「勉強しろ」「朝早く起きろ」みたいな、親がいつも言ってるうるさい決まり文句を聞いてる感じがして
(※劇中のセリフではないです!!)
自分の心にあまり届かなかったのが前半。
しかし、後半はそういう決まり文句がいかに深い愛情に支えられていて、それに答えることがどんなに大切なことかがわかることの感動だったと思う。
伏線の回収というと陳腐な言い回しだけど、構成がお見事。いろんなことに気づかされたり、感じさせてくれたりする、ちょいと勇気をもらえたりするいい映画でした。
だからこの映画もう一回観たい。おそらく全体がみえた後に、もう一度みるともっといろいろ感じることができるはず。
一回も観てないっていう人は、迷わず観てください!