きよぼん

ダーティペア 謀略の005便のきよぼんのレビュー・感想・評価

ダーティペア 謀略の005便(1990年製作の映画)
3.3
未来への既視感(*´∀`*)

たわわ(*´∀`*)。ユリとケイのお胸が心なしか大きくなっていて、もうユニフォームからはちきれんばかり。おじさん目のやり場に困る、というかしっかり見ちゃうんだけどね。セクシィな姿にウットリ。

ダーティペアというと80年代アニメの代表作のひとつだけど、今回は制作が90年というせいか、絵柄がシャープで90年代のアニメの雰囲気があって、他とは違う印象。いや素人だから絵柄とかわからんけどね。ただのいいかげんな印象。

005便の失踪と保険金請求がされない謎。ひとつの事実を突き止めることで、次の事件が起こり、徐々に真相にたどりついていく展開。今作はお話が評価されているというのもうなずける。なんだけど、ちょっとダーティペアに求めてるものとは違うかなあ。丁寧なんだけど、ダーティペアに期待したいのは、ハチャメチャな突破や疾走感だと思うから、コレジャナイ感がある。

他にもクライマックスの脱出での悲惨な奪い合いとか、いまいち音楽あってないなとか、コレジャナイ感があって乗り切れなかった。

装いをあきらかに変えてきたってわけじゃないけど、中身は他シリーズとはかなり変わってる作品。同じモノを作り続けると「飽きた」って言われるし、ちょっと変わったものを作ると「コレジャナイ」って自分みたいにいうやつもいてるし、シリーズものって難しいよね。

2024年現在の今も、自分はユリとケイのダーティペアの新作を待ち続けている。なんでもいいから頼む!といいながら、きっと新作をつくったら作ったで「コレジャナイ」っていうことになるのかもしれない。ちょっとテイストが違う本作は、そんな未来への既視感がみえたかな。

でも新作作ってくれたら、「これだよコレ!」でも「コレジャナイ」でも10回はみるでよ!
きよぼん

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